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Nobody Knows #23



俺の夢をチャンミンに話して


応援してくれると言ってくれて


舞い上がっていた




ソヨンは俺という人間と付き合ってるって事実さえあればいいような奴だったけど


ハユンは違うって気付けなかった


ハユンはチャンミンが好きで、チャンミンの心も身体も欲しい……



それでも俺の独占欲は、普通なら気付けただろう鋭い視線も気付けなくさせていた



〔ユノはさぁ…わかりやすいよね?〕


「はぁ?何がだよ?」


〔好きな人でも出来た?〕


「えっ?」


4人で歩道を歩いて居酒屋に向かっていて


少し後ろをチャンミン達が歩いている



俺はそんなに後ろを気にしていたか?


あれ以来4人で会うのは初めてで、今はバレるような事はしてない


待ち合わせにも別々に行ったし、チャンミンに久しぶりに会うふりだってした



〔どんな女かわかんないけど、私別れるつもりないから。〕


おんな?


相手がチャンミンだって事はバレてない?


そこにやけにホッとした


「何言ってんだよ?俺は好きな人が出来たら別れるよ。」


〔ふ〜〜ん……でも全然会ってくれないじゃん?〕


「ちょっと夢に向かって本気出そうと思ってるだけだよ。」


〔夢?〕


チャンミンに応援してもらって浮かれてた



「ダンサーになりたいんだよ。」


〔はぁ?何言ってんの?そんなのやめてよ!安定した職業に就いてよね!〕


「はぁ?」


きっと大学3年生の彼氏で、将来を真剣に考えてたら

これが当たり前の反応なんだと思う



でも、、、俺は…



『ユノひょん?』


「えっ?あっ、。ん?どうした?」


それからの俺はソヨンと終わりにしたくて仕方なくなってしまっていて


『今日のご飯屋さんってここら辺ですか?』


「あっ、あれ?やべっ、通り過ぎてた!」


〔ユノ〜しっかりしてよ!〕


パシンと叩かれた肩


きっと苛立ちが顔に出てた



そして、それに気付いたのはソヨンではなくチャンミンで


『……』


来た道を戻ろうとチャンミンの前に出ようとした時


すれ違いざまに少しだけ握られた指先


「………」


たったそれだけの事で、心が落ち着きを取り戻す


でも、もっと触れたい


肺いっぱいにチャンミンの香りを吸い込みたい




向かい側に座ったチャンミンに、きっとそんな視線を送ってしまっていた


ハユンがチャンミンの隣にいて


その視線を見ていたことにも気付かずに




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