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Nobody Knows #14




彼女達を挟んで歩く僕たち



話に夢中な2人は気付いてないかもしれないけど



ユノひょんの視線が…ずっと僕に突き刺さっていて居心地が悪い



もちろん、そんな事気付かれたらダメなんだけど…



〔ご飯何が食べたいとかありますか?チョン先輩〕


「えっ?俺?」


〔はい!チャンミンは辛いものが好きだから、火鍋とかがいいよね?〕


『あっ、うん。そうだね…』


〔ユノは辛いの苦手だから、火鍋じゃない方がいいよね?〕



「えっ?あっ、、大丈夫だよ。」


なんでオンナって、自分の方が彼氏の事を知ってるってアピールしたがるんだろう?


『僕、結構食べる方なんで、バイキングみたいな所はどうですか?』


「バイキングいいね!お前ら話してなよ?俺とチャンミンで近くのお店調べるから」


〔えっ?でも……〕


「ソヨン、洋服欲しいってさっき言ってたろ?2人で見てきな。俺が見てもわからないし」


〔うん、、。じゃあ、ちょっと行ってこようかな?〕


「調べとくよ」


僕たちを残して、ソヨンとハユンが洋服屋さんに消えていく


「チャンミナ、、」


急にそんなに甘く呼ばないで欲しい


さっきから向けられ続けたユノひょんの視線には、時折欲情の色が見え隠れしていて


たったそれだけの事で、僕のあり得ないところが疼く



『バイキングのお店ってここら辺にあるんですか?』


「あるよ。この道まっすぐ行って、次の次の信号を右に曲がった3軒目」


『えっ?知ってるなら、調べる必要ないじゃないですか……』


「どうしてもチャンミナに触れたくて……」



そっと伸びてきた手が、僕の手に触れる



『ひょん、、』



振りほどかないと危険だと思うのに、どうしてもそれが出来ない


〔チャンミーン!〕


その声に、咄嗟に引っ込めた手



『ん?どうしたの?』


〔洋服屋さんの隣で試食配ってたの!チャンミン甘いの苦手だけど、ブラックチョコなら大丈夫かな?って…食べてみて?〕



はい!って、口に向けられたら、僕は雛鳥のように口を開くしかなくて



『ん、これぐらいなら食べれるよ。』


〔わかった!買ってくる!〕


ハユンが背中を向けた瞬間に、ひょんに手を引かれ


路地の奥、、通りから見えない場所に連れていかれた



『な、なにっ?』


「俺にも食べさせて…」


『はぁ?っ、んっ、、』


いきなり塞がれた唇


侵入してきたひょんの舌が僕の中を蠢いて


さっきのチョコを奪っていく


『んっ、、ひょ、ん、、』


「にがっ、、」


『なにするんですか!』


「あーん、なんてするから……」


『はぁ?』


「俺の目の前であーん、なんてするから!口移しの方が上だろ?」


上とか下とかわかんないけど、、、


『ひょん、、ヤキモチ?』


「はぁ?」


って、言いながらも、否定はなくて


僕に向かって手を伸ばすから



僕はその手を取ってしまう




『バイバイしたら、、うちに来ますか?』


「最初から、そのつもり……これ、置かないとだろ?」


右手に持った袋を掲げるから


『食器だけ、買ったんですか?』


「部屋着と…替えの下着も……。」


『枕は?』


「よく考えたらさぁ…枕はいらないだろ?」


枕はいらないの?



それは泊まらないって事?



「チャンミナの枕を俺が使って、チャンミナの枕は俺の腕…だろ?」


『僕、枕変わると寝れないんですけど?』


「嘘つけ!昨日は俺の腕の中でぐっすりだったぞ?」


『っ、』


そういえばそうだった


枕が変わると寝れない僕が……ユノひょんに包まれて、ぐっすり眠っていた


身体がだるいせいもあったのかもしれないけど




〔あれ?ゆのぉ〜〜!〕


通りから聞こえた声に、咄嗟に身体を離した


「チュッ!」


リップ音を響かせながら、僕にひとつ口付けすると


彼女の元へ歩き出すひょん


〔あっ!どこ行ってたの?〕


「ごめん、トイレ探してた!」


〔お店は見つかった?〕


「あぁ!行こう!」


後から出て行った僕はどんな顔をしていた?


ハユンの視線には気付かずに、そっとため息を吐いた





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