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美味しい恋の作り方 MH #61





全部要らないって言ったけど、必要なものもある気がして考えた


ほら、キャッシュカードは持って歩いてても、通帳と印鑑はどっかの棚の引き出しの中だったり



元カノから貰ったものとかは要らないけど

自分で買ったもので大切にしてた物はある



でも2ヶ月以上無くても問題なかったんだから

このまま無くても困らないって事か?



『ゆの?』


「あっ、、チャンミン、。」


部屋に入ったまま突っ立ってた俺


『嫌いになったりしませんよ?』


って、抱き締めてくれようとするけど


あの部屋を思い出したら、シャワー浴びてきた方がいい気がする



「いや、ちょっと待って……、シャワー浴びてくる!」


『えっ!ユノ!』


チャンミンが俺を呼んでたけど、そんなのに応えてる余裕なんかなくて


だって、抱き締めて欲しい



脱いだ服はすぐに洗濯機に入れてスイッチを入れ


熱めのシャワーを頭から浴びて、全身を隈なく洗った



あっ!タオル持って来るの忘れた!


でも、バスルームを出ると、タオルを持ったチャンミンが洗面台に背を預け立っていた


『そんなに慌てなくても……』


「だって、、抱き締めて欲しかったから、、、」


『それで、呼んでも返事もしないで行っちゃったんですか?』


「ごめん、、」


『ほら、拭いてあげますから。』


バスタオルを広げて待ち構えてくれたチャンミンの腕の中に迷う事なく飛び込んで


びしょびしょのまま抱きついた


『まったくもう、、』


「必要な物は今度の休みに取ってくる、、貴重品とか、、あとは業者さんにお願いしちゃおうかと思って……。家電はリサイクルショップに引き取って貰えば少しはお金になるかもだし…」


『わかりました。とりあえず、、改めていいますね?』


「ん?」


『一緒に住みましょう?』


本当に改めて言われると、壮絶に照れる


きっと今の俺は全身真っ赤だと思う



『真っ赤ですね?』


「えっ?」


『全身真っ赤、、』


よく考えたら、俺素っ裸だ


タオルを取られた状態で


目の前の恋人は、俺の裸をまじまじと眺めてて



『熟れたイチゴみたいで美味しそう…』


「んっ、、ぅ、」


唇を重ねられたら、、チャンミンの中に溶けていく俺








チャンミンの腕の中で微睡んでると、微かに聞こえたインターホンの音


チャンミンにも聞こえたのか


『誰ですかね?』


「ミノか、テミンか、キュヒョンだな、、」


『まぁ、そうですね。』


何度も鳴るから、出て行こうとするチャンミン


でも、離れたくない


「居留守、、、」


『こんなに電気点いてるのにですか?』


「だって、、チャンミンと離れたくない……」


散々愛し合った身体は、気怠さを纏っていて

なんだろう?少しも離れたくないって思うんだ


『ユノは甘えん坊だね?』


「チャンミン限定でな?」



『本当にそうしてくださいね?本当に人ったらしいなんですから……』



「えっ?」


『無自覚かぁ、、、』



頭を抱えるチャンミン


それがなんでなのかわからない俺



しばらくするとインターホンは鳴りやみ


俺とチャンミンに同時にメールが1件


〔居るのはわかってるんですよ?話があるので、明日の朝また来ます〕

それはミノからで


「話ってなんだろうな?」

『何でしょうね?』


気になるくせに、やっぱりチャンミンとは離れたくなくて


そのまま2人夢の中へと旅立った





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