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美味しい恋の作り方 MH #56




『みの?』


ビクンと身体を震わせ、僕を振り返る


〔ひょん、、〕


『これ、テミンの所に運んでくれる?』


〔うん、、、。〕


そんなに量は食べれないだろうから、お茶碗にお粥をよそって、お盆に乗せた


付け合わせはキムチと梅干し


野菜スープも一応少しだけ



でも、こんなには食べれないかな?




〔テミン、ごはんだよ、、。〕


〔みのひょん!〕


〔熱高いけど大丈夫?少しでも食べて、薬飲もうね?〕


〔うん、、。食べさせてくれる?〕


〔いいよ、。〕



鈍感なユノも何かを感じたのか、そーっと寝室を出てきた



「なんか、、いい感じ?」


『なんかそんな感じですよね?』


「このままうまく行けばいいな?」


『そうですね?』



僕たちはキッチンで温めたスープと、ユノの買ってきたおにぎりやパンを夕飯に食べた



ミノの分は取っておいてあげて、ミノが寝室から出て来るのを待っていたけどなかなか出てこない



こっそり覗いた先には


眠ってしまったテミンと


それを愛おしそうに眺めるミノ





どうしようか迷ったけど、ミノもご飯を食べないとダメだから、そっと声をかけた


最初は首を振っていたミノも


僕とユノの説得に応じて、渋々寝室から出てきた





「ミノがご飯食べないと、テミンも心配するぞ?」


『そうですよ。』


〔ユノひょんだと、照れちゃうから俺がいいだけですよ?〕



本当にそうかな?


目の前のユノより、ミノを求めてるように見えたんだけど……違うかな?


それからしばらくリビングで話してると、トイレに起きたテミンが寝室から出てきた



やっぱり、1番に視線で追うのはミノな気がする



ミノも甲斐甲斐しく世話を焼き、着替えよう?って洋服を出してきたり



朝までここにいようかと思ってたけど


そっとユノと部屋を後にした





『明日の朝、ご飯作って持って行ってあげればいいですよね?』


「あぁ。チャンミンの作るご飯食べたら、すぐに元気になるよ。」


『あと、愛のある看病でもね?』



部屋に戻って、2人並んで歯を磨き


手を繋ぎながらベッドに入る


「テミンに何があったんだろうな?」


『さぁ?僕たちにはわからない2人の時間があるんでしょうね?』


「みんなにはわからない俺たちの時間があるみたいに?」


『そうですね。』




もう時間も遅いし、これからセックスなんて出来ないけど


少しだけユノを堪能したくて、唇を寄せる



『人が人を好きになるのに理由なんてありませんもんね?』


「そうだな。俺だって男が好きなんじゃなくて、チャンミンが好きなんだ……。」


『それは僕もです。』


2人微笑みあって、夢の中へ




朝起きて、まだ眠るユノにキスをする



僕はこの瞬間が何気に幸せで



今日も一日頑張ろうって思えるんだ





キッチンで簡単な朝食を作った


テミンは今日もお粥かな?


夜はタッコムタンにしてあげよう



きっとミノも大学に行かないで看病するだろうし

少しは元気になってるよね?




「ちゃんみん、、」


『あっ。ゆの、おはようございます。』


「いつも起きるとチャンミンがいない、、、」


『朝ごはん作ってるからね?』


「そうだけど、、チャンミンの腕の中で目覚めたいの!」


『じゃあ、お休みの日はユノが起きるのを待ちます。』


「うん!」



朝からテミンとミノの事を考えてたけど、やっぱり僕はユノの事だけを考えて生きていたいかも


だって、このひまわりのような笑顔を守れるのは僕だけ



そう思いたいから







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