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美味しい恋の作り方 HM #58




主人公を愛する男


その人が放った言葉に、頭が真っ白になった



ガタガタと震える身体が止まらなくて


ずっと手を繋いでたユノにはバレてしまった



でも、ユノは動じる事なく僕に大丈夫と言ってくれた



ずっと一緒にいるとずっと僕はユノのだと





他の人の放つ言葉には嫌悪感を感じるのに


ユノに言われると幸せだ




それほど僕はユノが全てになってしまってるのかもしれない


それで大丈夫なのかな?って不安がないわけじゃない


だって、めんどくさいよね?



トラウマを抱えたような奴、、、


直ったように感じても…直ってない


今日みたいに、ひょんな事から顔を出す



「なぁ?」

『えっ?なに?』

「……最後どうなった?」

『えっ?』

最後?

最後って?


「だから、、映画の最後だよ、、、」


『ハッピーエンドですよ?』


「誰と誰が?」


『観てなかったんですか?僕の、、せい?』


「いや、チャンミンのせいじゃないよ?違う違う!」


『でも、、』


僕が震えだしたからだよね?


ほらね、映画だってまともに見せてあげることが出来ない


こんな僕、、ユノの隣にいたら…ダメだよね?



「いやさぁ、チャンミン抱きしめたのはよかったんだけど、なんか、、、ムラムラ?」

『はぁ?』


そんな事言ってるけど

本当は違うってわかってる


ユノはすごく優しいから


「なぁ?チャンミン……次は水族館行かないか?休みの日に…」

『僕でいいんですか?』

「はぁ?チャンミンじゃないとダメなんだろ?お前、、何もわかってない!」

『えっ?』

「お前じゃないと意味ないんだよ!そこ忘れるな?俺は決めてるんだ!」

『決めてる?』

「最期、死ぬ時…俺はチャンミンに幸せだったか?って聞くから、幸せだった!って答えてもらうんだ!」


答えてもらうんだ!って、それが決めてること?


『幸せじゃないって答える事はないんですか?』

「ない!幸せだったって言わせてみせる!」


なんだか、嬉しくて


でもおかしくて



気がつくと、頬を涙が伝っていた






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