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美味しい恋の作り方 HM #47




3週間休んだのに、明日の予約はいっぱいで


材料の計量とかは前日にやっておかないと間に合わなそう


本当はずっとユノと居たい

ユノの会社の人は、ユノに養って貰えばいい

僕はみんなにお昼を作って来てお金を取ればお小遣いは稼げるよ?なんて言ってたけど

僕だって男だし

ユノと対等でいたい





お昼休みに電話をくれたユノ


「大丈夫か?変わった事ないか?」

『大丈夫ですよ。夕飯は何がいいですか?』

「チャンミン…」

『はい?』

「こんなに離れてるの久しぶりで…チャンミンに触れたい…」

『僕も、、だから早く帰って来て…』



ユノが帰って来るまでに終わらせたくて、人数を確認して、計量をしていく


ユノの仕事がそろそろ終わる時間に

やっと全ての計量が終わって、冷蔵庫にしまうものはしまって

大丈夫なものはクーラーボックスの中に



全部しまうタイミングを見計らったように鳴ったインターホン


『はーい?』

「チョン・ユンホさんに宅急便です。」

『はーい。』


目深にかぶった帽子

手には大きなダンボール


疑う事はなかった



マンションの入り口の自動ドアをボタンで解錠して

玄関に向かう



もう一度インターホンが鳴って

開けた扉の先


〔俺のチャンミナ…会いたかったよ。〕

『いやっ!なんでっ!!』


目の前に現れたのはストーカーのあいつで


扉を閉めようとしても、足を挟まれて閉められない



〔ダメだよ、、俺以外に抱かれるなんて……〕

『何言って、、っ!!』

〔いい子だね……〕


伸びて来た手

その手にはハンカチ

口を覆われると同時に意識を手放した








眼が覚めると、、、


『痛っ、、』


ズキンと頭に痛みが走って


『ここは、、どこ?』

真っ暗でどこなのかわからない


ただ、手と足に何か付いてるのは間違い無くて


『ユノ、、』

今の自分の状況が最悪な事はわかる


そして、どうしようもなくユノに会いたい



ユノに養ってもらうんでいいじゃん

3週間休んでも、予約がいっぱいになってたのが嬉しくて

調子に乗ってたのかも…とさえ思う



ユノに会いたい


ユノだけに会いたい



〔眠り姫、、お目覚めかい?〕

『っっ!!』

〔まずはお目覚めのキスからしようか?〕

『やだっ!!やめろっ!!』


両頬に充てがわれた手に吐き気がしてくる

僕に触れるのはユノじゃないと嫌だ


〔嬉しいくせに、チャンミンは天邪鬼だな?そうだよなぁ、、じゃなかったらあいつに抱かれて嬉しそうに喘いだりしないもんな?あれは本当は嫌って事だもんな?〕


違う!ユノに抱かれるのは嬉しい

いや、違う…ユノ以外はやだ


必死に首を振るけど、振りほどけない両手

しかも、拘束された手足が痛い


〔そんなに喜ばれると興奮しちゃうなぁ〜〕

『んぐっ、、っ、、』

重なった唇


込み上げる吐き気



心の中でユノの名前を何度も呼んだ


助けて……





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