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運命 #7




シャワーを浴びて出ると何やら話し声


相手は1人しかいない



盗み聞きはいけないと思いながらも

聞いてしまった




俺が運命の相手かもしれなくて

心も身体も結ばれれば、チャンミンは人間として生きられる




ただリスクはある


間違っていた時だ




でも、チャンミンと未来を歩んでいけるかもしれない


それなら、俺は可能性に賭けてみたい





いつ好きになったかなんてわからない


なんで好きになったかなんて説明出来ない




会う度に惹かれて

俺じゃない運命の相手とチャンミンが結ばれるなんて

それで人間になれても、、俺は生きていける自信がなかった



そんな中聞こえたキュヒョンの言葉


夢のような事だ




〔じゃあ、もう俺は止めません。チャンミン、何があっても、お前は俺の親友だ!〕


その言葉を残して去っていったキュヒョン



振り返ったチャンミンは、俺の腕の中に飛び込むと


『ユンホさん、、僕を人間にしてください、、』


それは抱いていいって事だよな?


急に訪れた展開に、頭の中では必要な物が家にあったかを思い出す


ゴム、、は必要か?

ローションなんて、、、ないだろ?


この時間ならまだ薬局は開いてるかな?


そんな事考えてると

〔あっ!忘れてました。これどうぞ〜〕

って、いきなり現れたキュヒョンがテーブルの上に紙袋を置いていく


まさかとは思うけど……

あいつも天使じゃないのか?


天使がローションとゴムとか、、渡さないよな?


そんな事思いながらも、少しだけ期待して開けた紙袋の中には


俺の期待通りのものと、、なにやらヒモ?


いやいや、縛るとかなくないか?



『ユンホさん、、なにが入ってましたか?』

「ん?えっと、、、、人間になる為に必要なもの?」

『へぇ〜〜、これはなんですか?』


ローションとゴムはわからないのか、その2つを手に取り俺に差し出す


「まぁ、それはあとで使うから……」

『そうなんだ!これは僕でもわかります!』


俺には用途がわからなかったヒモ……

なんかチャンミンには使い方がわかるらしい




2人で手を繋ぎながらベッドに向かう


なんだか急に緊張してきた



俺は、この穢れなき天使を穢すことにならないか?


それでも、この欲求は抑えられそうにない



ゆっくりチャンミンを、押し倒し

見下ろす姿はこんなにも美しい



「キスしていいか?」

『チューですか?』

「あぁ…」


コクリと頷いたのを確認して、そっと重ね合わせた唇


ビクンと跳ねた身体がどうしようもなく愛おしい




『んっ、、なに、、これ、、』

「ん?」

『すごく気持ちいいです、、』

「少し口開けてみ?」

『はい……/////』



啄ばむように重ねた唇を少しだけ離し

今度は深く重ね合わせた




開いた唇の隙間から差し込んだ舌先で、チャンミンの中を堪能して


『んっ、。あっ、。』

「チャンミン、舌だして、、」

なにが起こってるのか分からないみたいだけど

俺の言葉には従順で


恐る恐る差し出された舌先を自分のそれで絡め取った


それだけの行為で膨らんで行く愛おしさ



好きって気持ちが、、愛してるに変わる瞬間



お互いの昂りは存在を主張していて


やっぱり天使だって男なんだと知る



『ユンホさん、、そろそろ結ばれたい……』

「えっ?でも、まだなにもしてないぞ?」

『???』

なぜかお互いの頭の上にハテナマークがたくさん浮かんでいて

『大丈夫です。』

紙袋に手を突っ込んだチャンミンが取り出したのは

俺には用途がわからなかったヒモ


『ユンホさん、ギュってしてください。』

「ん、」


ギュってしたチャンミンの手が何やらおかしな動きを始めて……



あれ?何してんだ?


『ユンホさん!これで僕、人間になれますね!』


「えっ?」




俺とチャンミンの腰回りをぐるりと回ったさっきのヒモが硬く横で結ばれてる


『心が結ばれるは、気持ちが同じことでしょ?』

「そうだな…」

『身体は今結ばれました!』


「………」


俺は言葉も出なかった


結ぶって、、、ヒモじゃないだろ?




それから思ったんだ


純粋なチャンミンの思考回路を理解した上で

キュヒョンはわざとヒモを入れたな!って……







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