FC2ブログ

運命 #4




それからチャンミンは毎日会いに来てくれた


仕事が終わる時間はまちまちで



そりゃそうだよな

人が死ぬのに時間は関係ない

一応分担はされてるみたいだけど



ぐったりと疲れきってる時もあった


座るチャンミンの横に行き、そっと触れた背中

掌が燃えるように熱くなった



「疲れてるのか?」

『大丈夫です、、ただ、、、とても小さい子だと胸が痛くなります…』

「そっか、、。今日は小さい子だったのか?」


チャンミンはその日の出来事を話してくれるようになった

聞いていて胸が痛む


だって、それは…人が亡くなってるということだ



『とても小さい子でした…。もっとママやパパと一緒に居たかっただろうなぁ、、って悲しくなりました。』

「チャンミン、ギュってしてあげようか?」

『ギュ、、、ですか?』

「あぁ。辛いことがあった時とか、とても温かい気持ちになれるんだ。」


純粋に抱きしめてあげたかった


それは昔、辛いことがあった時に母親がしてくれたように

不思議そうな顔をしてるチャンミンを引き寄せて抱き締める


『ユンホさん、、温かいです…』

「だろ?疲れたら、俺に言いな?抱き締めてあげるから。」

『はい、、。』







それからチャンミンは、毎日俺の所に来ると

『ユンホさん、、ギュ、、』

俺に向かって手を伸ばす

「おいで、チャンミン」


俺はチャンミンを抱き締める


実はこの瞬間がどうしようもなく好きなんだ




いや、俺はチャンミンが好きなんだ




チャンミンと出会ってから2週間

俺は普通に生きている



『ユンホさん、明日はお仕事お休みですが?』

「あぁ、先週は休日出勤だったから、明日から3連休」

『僕もお休みなんです…明日と、、明後日……。』

「天使にも休みがあるのか?」

『はい、、。それで、、、2日間ここに居てもいいですか?』

「泊まれるのか?ミカエル様には怒られないか?」

『、、、ひみつです、、。』

「俺はチャンミンと一緒に居たいけど、、」

『僕、もっとユンホさんと一緒に居たいです、、。ユンホさんが死ぬなんてやだ!』


泣き出してしまったチャンミンをいつもよりキツく抱き締めた


俺だってチャンミンといたいし、死にたくない



天使に恋をするなんて、、考えもしなかったんだ


これからどうしたらいいのかなんてわからない


俺が天使になれればチャンミンと一緒に居られるか?

それともチャンミンが人間に、、って

俺が死んだら意味ないか、、、



『ユンホさん、、僕、なんかおかしいんです』

「どうした?」

『最初は温かさしか感じなかったユンホさんの腕の中なのに、今は熱いです、、』

「熱い?」

『ユンホさんは熱くないですか?』

「俺は、、チャンミンが好きだから……ドキドキするよ。」

『好き、、、好きだとドキドキしますか?』

「すごいするよ。」




少し距離を取ったチャンミンを見つめて

キスしたい、、そう思った時だった



〔チャンミンっ!!〕


こいつどこから来た?

目の前には、やっぱり真っ白でチャンミンと同じ格好をした男


『キュヒョナっ!どうしたんですか?』


俺から離れ、よくわからない…きっと天使だろう男の前に

〔どうしたんですか?じゃないよ!下界には仕事以外で行ったらダメだろ?あの後調べてみたけど、チョン・ユンホなんて人の資料を発行した記録はないぞ?〕


『えっ?ユンホさんは死なないですか?』


〔いや、、、もしも悪魔が、、〕


『そんなわけありませんっ!!』


声を荒げたチャンミンは初めて見た

そして、大粒の涙を流す


『ユンホさんが悪魔さんに連れていかれるわけありません!こんな素敵な人いないです!』

「ちゃんみん、、」

『ユンホさんっ!!』


飛び込んで来たチャンミンをギュッと抱き締めた


その様子を見ていたキュヒョンが


〔もしかして……〕

その言葉を残して、パッと消えた



俺はいつまでも泣き止まないチャンミンを抱きしめ続けていた






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト
運命 #5 | Home | 運命 #3