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美味しい恋の作り方 MH #39




聞いていた場所に迎えに行くと、ふにゃふにゃに酔っ払ったユノと、多分ユノのお友達



『こんばんは。』


〔あっ!君が噂のイケメン彼氏?〕


どんな噂だかもわからないし

イケメンって言うならユノも相当だと思う


『ユノ、結構飲んでますか?』


〔ユノにしては飲んでたかな?なんか百面相もしてたし〕


『百面相?』


〔なんか、好きな人に好きになってもらえるなんて奇跡だから、俺を好きだと言ってくれてる人には優しくしなくちゃ!とか言ってたな?〕



はぁ?


それって、テミンやミノに優しくしますよって事?


そんなの許せるわけない


〔君も百面相?〕


『ユノの事になると、ですけど。』


〔こいつ昔からモテるんだよね〜、でも、なんでモテるか自分でわかってないんだよ。そのくせ付き合うとタンパクで、友達優先ばっかりさせるから彼女には俺たちが文句言われてさぁ〜。〕


『そうですか、、』


ぶっちゃけ、恋人の昔の恋の話なんか聞きたくない


でも、、、ユノは全然タンパクじゃないよね?


それが僕にだけなら、こんなに嬉しいことはない


ミノに対してのヤキモチとか、あんなに拗ねて寝れなかったり、ご飯食べれなかったり


ユノの気持ちが痛いほど伝わった



〔ほら、ユノっ!彼氏が迎えにきてくれたぞ!〕

ポコンとユノの小さな頭を叩くから

慌ててそこを撫でた


『ユノ、帰りますよ?』


「んっ、、ちゃ、みぃ?」


『ほら、行くよ?』


「だっこ、、して?」


『しょうがないなぁ、、』


手を伸ばすユノを抱え上げ、目の前のお友達にぺこりと頭を下げた



お友達は、しっしっ!ってするように手で僕たちを払い


〔そんなユノ初めて見たや〕


『可愛くて仕方ないんです。』


〔ごちそうさま。〕



なんか結構いい人そうで、いつか3人で、、、いや、キュヒョンも入れて4人で飲むのもありかな?って思った



お店を出ようとした時、目に入ったレジ


あれ?お支払いってどうなってる?



慌てて振り返ると

〔今日は俺の奢り!〕


『じゃあ、次は僕が奢ります。』


〔サンキュー!〕


サンキューって言わないといけないのは、今僕の腕の中で眠ってる人だと思うんだけど


まぁ、いいか、、




家に帰ると駆け出してきたミノ


〔ユノひょん?〕


『友達と飲んでたんだけど、飲みすぎたみたいなんだ。』


〔あっ、、そうなんだ。〕


お姫様抱っこで帰ってきたから、もしかして具合が悪いとでも思ったのか?


少しホッとした表情を浮かべたミノも確かにユノが好きなんだと思う


『ユノにシャワー浴びさせて、寝かせてから夕飯作るから』


〔うん、、。ラーメンとかでいいよ?〕


『わかった。待ってて』


ほら、悪い子じゃないんだ


でも、ユノは譲れないけど





眠る男を脱がせたり着せたりって結構大変で


一緒にシャワーを浴びるだけで重労働




なんとかユノをベッドに寝かせたキッチンに戻ると


〔ユノひょん、お水とかいらないかな?〕


『あとで飲ませるから大丈夫だよ。』


〔うん、、。〕


野菜をたっぷり入れたラーメンを作って


ミノと2人で食べる



ミノはユノが気になるのか、いつもユノの座ってる席を見たり、寝室の扉を見たり


〔僕のせいかな?あんなになるまで飲ませちゃったの〕


『………』


なんて答えたらいいのかわからない


ミノのせいでもあり、テミンのせいでもあり、きっと僕のせいでもある


〔でも、好きなんだ、、、〕


その一言は、聞こえないフリをした……






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