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運命 #2



「コーヒーでいい?」

淹れてから聞くのもなんだけど、一応


『こーひー、、ですか?』

「そう。コーン茶とかの方がよかった?」

『こーん、、ちゃ、、ですか?』

チャンミンの頭の上にハテナマークが見えるのは俺だけか?

もしかして、コーヒーもコーン茶も知らないのか?


「えっと、チャンミンは普段何を飲んでる?」

『僕はミルクです』

「ミルク?じゃあ、ミルクだすな」

ニコニコとソファで長い足を揺らしてる姿は

きっと男なのに可愛い

いや、どう見ても男の子だよな?




自分用のコーヒーに砂糖とミルクをたっぷりと入れ

チャンミンにはミルクを



「どうぞ」

『ありがとうございます。』



ミルクを飲むと満足そうに微笑んで、そのあと俺のコーヒーをじーっと見つめている


「飲みたい?俺仕様だから甘いけど」

『飲んでみていいですか?』

「あぁ。」



コーヒーカップをそっと持ち上げたチャンミン

「熱いから気をつけてな?」


コクリと頷くと、ふーふーしてひと口


少しだけ顔をしかめて


甘いって言うのかと思ったら

『にがっ、、』


俺のコーヒーを飲んで初めて甘いと言わなかった人だ


「じゃあ、ミルク飲みな?で、話してくれるか?」



そうだった!とか、やっぱりこの子天然だよな?



『えっと、、僕のお仕事は亡くなる人を天国へ導くことです。』

「えっ?」

『ですから、天使って言えば分かりますか?』

天使はわかる

でも、それはあくまでも世間一般で言われている天使で

もしかして、、本物ってこと?


「天使はわかるよ。」

『よかった、、。僕は天使のお仕事をしていて、ミカエル様に渡された紙を基に亡くなる人を天国へ導きます。』

「あぁ。」

まぁ、言いたい事はわかった

信じられるかは別として



でも、チャンミンが嘘を付いてるようにもみえない



『週の初めに1週間分の紙を渡されます。それで、記載されたお時間にお迎えに行くんです。』

「紙って、さっきの?」

『はい、、。普通は人間さんには見えないんです……』

「俺拾ったけど?」


間違いなく俺は拾ってたぞ?


『あの、、チョンさんは』

「ユンホでいいよ。」

『あの、、、ユンホさんは、多分死期が近いから僕が見えるんだと思うんです。たまにそう言う人がいて……』

死期が近いって、今日チャンミンに何回言われた?


それってやっぱり俺は死ぬって事だよな?


「……俺はさぁ、もうすぐ死ぬからチャンミンが見えるって事?」

『はい、、。』

「それっていつ頃だかわかるの?」

『いや、、ユンホさんの紙がなくなってしまったので…日付がわからないんです。』

「その紙無くすと怒られるのか?」

『はい、、。でも、それよりも…亡くなる人にもうすぐ亡くなります!なんて言ってしまった方が怒られてしまいます、、。』


相手がチャンミンだからなのか、死ぬのが怖くないわけじゃないけど、拒絶する気にはなれなかった


もしかしたら、、それが天使の持つパワーとかなのかもしれないけど







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