Become Undone #13

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俺って、、こんなんだったかな?って自分で自分がわからなくなる


チャンミンといると、全ての感情が露わになってる気がする


はしゃぎ過ぎて、回し過ぎたコーヒーカップ

意外と大丈夫なチャンミンの横
今にも吐きそうな俺

『あんなに回すから……』

「だって……」

空いたベンチに腰を下ろして、膝をポンポンと叩く

それって膝枕って事?


『少し休みましょう?ね?』

「時間、、もったいなくない?」

『はぁ?具合い悪くて乗ったって楽しくないでしょ?2人で楽しめないと意味ありませんよ。』

「うん……」


さっきもそうだった

チケット代を払ってくれた時も……

チャンミンは俺を大切にしてくれる


本当に、チャンミンが俺だけを求め、俺だけを愛してくれる人になるかもしれない


いや、そうなって欲しい




『何か飲みますか?買ってこようか?』

「やだ、。チャンミンから離れたくない。」

『…じゃあ、もう少し落ち着いたら飲み物買いに行きましょう?』

「うん…。」


そう言えば……俺、、こんなわがままも言ったことないな…


いつだって、相手の言う通りにしてきた



父さんに求められれば、断る事なく受け入れ

俺を愛してくれる人を探し、身体を重ねた後に告げられる〔セフレにはなるけど、俺は本命がいるから。〕の、言葉には、、ショックを受けつつも、泣いたりする事もなく

なんだ……、この人も違ったんだ……
って簡単に諦めていた


嬉しくて泣く事も、悲しくて泣く事も無かった


『ユノ?大丈夫ですか?』

「えっ、、うん。大丈夫……」

『次は、少し大人しいのに乗りましょう?』

「大人しいの?」

起き上がって、チャンミンの肩にもたれかかる様に座り
2人で地図を覗く

その時だった……


〔あれ?ユノ?〕

聞き覚えのある声
顔を上げると……

「ドンへ、、、」

『お友達ですか?』

「あっ、、同じ施設にいたんだ。」

小さく会釈すると
『シム・チャンミンです。』

一瞬で真っ赤になったドンへは
〔イ・ドンへですっ!〕

嫌な予感がした


チャンミンを見つめるドンへの目が
どうしようもなく嫌で……


「チャンミン、行こうっ!」

『えっ?いいんですか?お友達っ、、』

俺はチャンミンの腕を引き
ドンへの前で唇を重ねた


チャンミンは俺のチャンミンだと言わんばかりに


これもまた、俺が初めて抱く感情で
自分の事がよくわからない


『ゆの?』

「俺だけ……」
小さく漏れた言葉の意味を汲み取ってくれたチャンミンは

『ユノ、、』

俺の名前を小さく呼んだ

俯いていた顔を上げると、そっと重なる唇



『ちゃんとユノだけ見てるから。ね?』


ずっとチャンミンだけをドンへが見つめていた事にも気づかず

ドンへを置いて、俺たちはパークを回るバスへと乗り込んだ




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おはようございます。゚(゚´Д`゚)゚。

今日で7月も終わりですね!
やっと夏休みの4分の1が終わる……
まだまだだなぁ〜〜

お話のストックは1番あったときの半分も無くなってしまって……本当にヤバい!

とりあえず頑張らなくちゃ!

それでは皆さん、素敵な1日をお過ごしください☆
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キオク #43

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ジョンウニヒョンにチャンミンをちゃんと見ろと言われ
殴られた


俺はチャンミンの事をちゃんと見れてなかったのか?


ジョンウニヒョンはチャンミンの事をちゃんと見てるって事なのか?



どうしうもない気持ちで求めたチャンミンは
一瞬でも目を離したら消えてしまいそうで

それなのに、必死に俺を求めていた


セックスを終えて、眠っているだろうチャンミンを抱き締めると、こみ上げる愛おしさ

テミンの時とは違う
これは完全に俺の感情


最近はテミンに会うのが辛い


どう頑張ったって、俺が抱くテミンへの感情は
弟を超えない

毎回求められるキス

起きた時に、俺のズボンに手を突っ込んでる時もあった



そろそろ潮時なんじゃないかと思う



もう、テミンのヒョンの変わりは出来ない






俺はチャンミンより大切な人なんて居ないんだから






テミンに平日だけど会いたいと言われたのは
俺が手術して、ちょうど1年の日

それは、、、テミンのヒョンの命日だ




それをチャンミンに告げると
『わかった。』それだけの返事

チャンミン、、たまにはヤダって言わないのか?




俺はその日は仕事を休んでテミンと一緒にいることにした



「チャンミナも出掛けるのか?」

『えっ?、、あっ、うん。ちょっと…』

「そっか。気を付けろよ?」

何故か、その日はチャンミンも休みを出していて
俺たちは一緒に家を出た






〔ヒョン!〕

「テミナ。」

〔どこにいく?お外でデートなんて久しぶり!〕

いや、俺たちはいつも部屋で会ってたから
外で会うのは初めてだろ?

お前は、俺の中にヒョンを見てるだけで
俺を好きなわけじゃないって
ちゃんと気付かないとだめだ


お墓まいりに行こうと言う俺に
〔やだっ!〕駄々を捏ねるテミン


結局、テミンに強請られるまま水族館とプラネタリウムに行った

ずっと繋がってる手

なのに、俺の心はチャンミンの元へ飛んで行ってしまう



今頃何をしてるんだろう?

今日は誰と会ってる?

もしかして他に好きな人でも出来たんだろうか?




〔ヒョン!聞いてる?〕

「あっ、ごめん、、聞いてるよ。」

〔やっぱりシャチはかっこいいね〜〜?僕も調教師になれるかな?〕

「うん、なれるよ。」

それは、テミンが望んだ答えではなかったらしく

〔溺れたら危ないから…って言ってくれないの?〕

「……、そうだな。危ないからやめておこう。」



チャンミン、、

チャンミンに会いたい……




夜になって泊まってって言うテミンに
明日は仕事だからと断った


〔じゃあ、キスして……〕

その言葉に、初めて心臓が反応した

ゆっくりと近づくテミンの顔

止めないとって思う俺と、受け入れてあげて欲しいと願う心臓

俺は動くことが出来ず
初めてテミンの唇を受け入れた


それは一瞬、、、触れるだけのもの



でも、こみ上げる嫌悪感
そして罪悪感


「テミン、ごめん…。」

〔なんで謝るの?それに、テミナでしょ?〕

「ごめん…。」

テミンのキスを受け入れた瞬間に
大きく跳ねた心臓


俺が心臓に突き動かされた最後の瞬間



〔ヒョン、、、?〕

「テミン、、今日は帰ろう。」

〔やだ!まだ一緒にいたい!〕

「ごめん、あんまり気分が良くないんだ。」


道路でタクシーを捕まえテミンを乗せた

俺は急いで家に帰った







チャンミンはもう帰ってるのか、リビングには灯りが灯っていた

それなのに、人の気配がない

リビングに入ると、ローテーブルの上には
チャンミンが大切にしている俺との約束ノート


この1年で全てに印が付いているはずだった



最後のページ
"僕を裏切らない、浮気はしない"

それは俺の知らない所でチャンミンが書き足した約束

その上には赤い二重線を引かれていて

"嘘つき!"と……




それなのに、その下に小さな文字で

"愛してる"



もしかしたら、見ていたのかもしれない

テミンとキスするところを、、、

根拠なんてないのに、なぜかそう思えた




そう思って寝室に入ると
いつもはちゃんと閉まっているクローゼットが
まるで泥棒でも入ったかのような状態で

チャンミンの服がなくなっている





出て行った……


俺の目の前は真っ暗になった





「ジョンウニヒョン!チャンミンがいないんだ!」

ジョンウニヒョンに電話をすると
電話越しでもヒョンの怒りが伝わる


〔だから言っただろ!チャンミンをちゃんと見ろっ!あいつは、いつもお前が泊まる時、、、お墓の前で夜を明かしていた。真冬でも野外でだ!!泊まりから帰って、チャンミンの様子がおかしいってなんで気付かない?〕

「じゃあ、今も?」

〔それはわからない。でも、ちゃんと探せ!チャンミンが大切ならちゃんとお前が見つけろ!チャンミンを見失うな!〕

「ありがとう、ヒョン。」

俺は慌てて、あいつのお墓に向かった







お墓の前、体育座りであいつを見上げながら何かを話すチャンミン


「チャンミナ、、」

俺の声にビクンと身体が震えた


『来るなっ!』
それはチャンミンが初めて俺を拒んだ瞬間だった







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おはようございます( ´∀`)

現実世界になかなか帰ってこれないきらりです(笑)

それなのに今日から仕事再開!
もう本当に辞めてしまいたい(笑)
ただ、辞めるとさ〜〜お金ないから……頑張らないとなんですけどね。゚(゚´Д`゚)゚。

お話も全然書けてなくて、チャンミンが帰ってきてからの事をちょっと真剣に考えてみようと思ってます♡

それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆

Become Undone #12

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遊園地に向かう途中に会った相手は
間違いなくユノを抱いた事のある奴だ



奥さんが居て、妊娠していて…彼女もいる

なら、ユノに構うなと言ってやりたい


でも、恋人かも不明な僕が
そんな事を言っていいのかもわからず

ただ、嫉妬しているだけで、何も出来なかった


ユノが僕を恋人だと紹介してくれたならと……願ってみたけど、、、叶う事はなかった



どちらも口をきくこともなく
入場ゲートに着くと

僕は2人ぶんの入場券を買った


「あれ?俺のぶんは俺が払うよ?」

『今日は初デートだから、僕が払います。』

その言葉のどこにスイッチがあったのか
ユノは目の前でポロポロと涙を流し始める

『えっ?ちょっと!何泣いてますか?』

「だって、、嫌われたかと……」

『はぁ?』

ユノがそういうことをやっていたのを知っていて好きになったんだ

嫉妬はするけど嫌いになんてならない


しかも、一昨日連絡が来たのに、返信もしてないんだから

「だって、チャンミン…怖い、、、。」

『ヤキモチですよ。』

「やきもち?」

『そうです。ヤキモチ。』

チャンミンも妬くんだ……なんて、耳をすまさないと聞こえないほどの声で呟くと

僕の手を引きゲートを潜る



「観覧車に乗りたいけど、やっぱり夜がいいよな?」

『そうなんですか?』

「チューとかしてみたい!」

それはお父さんとは、そんな事してなかったって事だよね?

父親として遊園地に来ていただけだもんね?



真ん中で手を繋いで2人で地図を見る

ユノがそっと地図を上げるから
つられて僕も……

ユノの視線を感じて顔を向ければ、チュッと唇が重なった


もしかして、地図で隠してるつもりなのかな?

後ろからは丸見えなんだけど、、


きっと、こんな事した事なかったよね?


『先ずは何に乗りますか?』

「ん〜〜、、お化け屋敷とかは?」

『えっ?』

「チャンミンはお化けとか苦手?」

ぶっちゃけ苦手だ

だって、お化けなんて得体の知れないものだ

でも、ここで苦手って言うのも…男としてどうなんだ?って思わなくもない


『だ、、大丈夫ですよ。』

「なら、行こう!」

ここだな!って目指す方向は、間違いなく逆だと思うけど
行きたくないから気づかないふりをしよう


5分ほど歩いて行くと
「あれ?これって…コーヒーカップだよな?」

『そうですね。』

「真逆じゃね?」

『…そうです、ね、、』

ユノが僕の方を向くから
不自然に外らせた視線

「わかってるなら、言えよぉ〜!!、、、って、もしかしてお化け苦手なんだろ?そうだろ?」

『っ!』

バレた?

「よしっ!じゃあ、俺がチャンミンを守ってやる!」

また僕の手を引き歩き出すユノが本当に楽しそうで

苦手なお化け屋敷も
ユノと一緒なら大丈夫な気がした……




まぁ、気がしただけだったけど………







「大丈夫か?」

『なんで追いかけて来ますか?』

「お化けだもん。」

『いやいや、普通は脅かすだけでしょ?』

少し吐き気すらしている僕と
お化けとも仲良くなりそうなユノ


最初のイメージとは全然違うユノの姿に
愛おしさがこみ上げる


『ユノ?』

「ん?」

『楽しいですか?』

「うん!」

ユノが楽しいなら、苦手なお化け屋敷も僕は頑張るよ


「あっ!チャンミン次はあれ!」

僕を置いて行ってしまいそうなユノの手を握り直し
僕たちはジェットコースターに向かった




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おはようございます( ´ ▽ ` )

2日間、暑さにやられ、、金銭感覚が麻痺して……
一体幾ら使ったのかもわからないきらりです(笑)

そして、泣きすぎて……やばかった……

ユノがカッコ良すぎて……
〔ゆのぉ〜〜〜〕〔おかえり〜〜〕と何度叫んだか……

それに、昨日はチャンミンの名前を言わせるって言うユノの行為に……泣き崩れる私。゚(゚´Д`゚)゚。
2日目のお友達は、昔からずっと一緒に参戦するお友達で……
〔ちょっと!2日目でしょ?しっかりしてよ!〕
〔泣いてないでちゃんとユノを見ないとっ!!〕
と、叱られていました(笑)

一緒に1日目参戦した、ひろみーなさん曰く……蹲って泣いていたらしい私……、、、2人揃った時の3時間半……生きて帰ってこれる気がしない(笑)きっと干からびてるね( ; _ ; )/~~~

2日目間の拍手コメのお返事がまだ出来てなくて……
ちょっとお待ちください(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

それでは、みなさま素敵な1日をお過ごしください☆

キオク #42

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今日はちょっと行くところがあると会社からどこかへ行ってしまったユノ



金曜だけだったのに……普通にいつでも会うようになるのかな?


食べてもないのに襲いくる吐き気


ユノが泊まるとき、あいつの前で夜を明かし
風邪を引くことも多くて

多分ジョンウニヒョンにはバレてる




カチャリと音がして、早過ぎるユノの帰りに
驚いて玄関に向かった


『ユノ、おかえり、、っ、どうしたのっ!!』

口元を怪我したユノを見て
僕はびっくりして駆け寄った

「チャンミナっ!!」

そのまま抱き締められ

それは息も出来ないほど力強く


『どうしたの?』

「転んだ、、」

『テミンは?こんなに早く帰って来て……』

「テミンに会うのは金曜だろ?今日は水曜だ。」

そんな事はわかってるけど……

『とりあえず、消毒しよ?ばい菌入ったら大変だし。打ったの、そこだけ?手とか足は大丈夫?』

「ここだけ……」

解かれた腕、ユノが指差す口元

あれ?転んだにしてはおかしくない?

そこだけ打つのって難しいよね?


『ゆの、、本当に転んだの?』

もしかして、テミンと喧嘩して殴られた?
でも、愛おしいテミンには、、手は出せなかった?

「……転んだんだよ。」

『……そっか、、気を付けてよ?』

リビングにある救急箱を持って
ユノをソファに座らせる

消毒すれば、歪む口元

これは絶対に殴られた痕


それでも、ひた隠しにする事が
僕には知られてはいけないのだと物語っていて



僕たち、隠し事だらけだね?





「チャンミナ、、セックスしたい…。」

『……』

テミンとする予定だったのに、出来なかったから?

そう考えてしまう僕は、、、もうどうやってユノを信じていいのかわからなかった


『……明日の朝、会議だから……』

「いやか?」

嫌なんかじゃないよ
でも、変わりは嫌だ

僕はね、本当は欲張りで

僕だけを見て欲しい




僕だけを愛して欲しい




そう思っちゃってるんだよ






ユノがシャワーを浴びるのをベッドで待っていても
ソワソワと落ち着かない


いつからかな?
ユノの腕の中が安心できる場所じゃなくなったのは……


カチャリと扉が開くと
バスタオルを腰に巻いただけの姿で入って来たユノ


「チャンミナ、、おいで…」

『ゆの、、』

「お前から、来て欲しいんだ……」

ダメだね…
そんな事言われたら拒めない

でも、いつもそうやってテミンに求められてるの?って
僕の心がユノを疑う


ゆっくりと近づいて、ユノの腕の中に収まって、、、


重ねられた唇からは
やっぱり愛おしさが伝わるのに…


僕はどうしようもなく泣きそうになってしまうんだ


ヒョイと抱え上げられて、ベッドに横たわり
見上げたユノの瞳には
情けない顔をした僕が映っていた

『ゆの、、僕を愛して……』

「愛してるよ、、チャンミナ……」

今だけでもユノを感じたい

今だけは、僕だけを愛して欲しい



ユノから受ける愛撫に、あられもない声をあげ
どうしようもなくユノを求める


『もっと、、メチャクチャに、、』


「ちゃんみな、、愛してる、っ、、」


ユノの指が僕の中を犯す

バラバラに動かされる指に、早くユノが欲しいと疼く僕のソコ

『や、、だ、っ、、、ゆのっ、、ゆの、っ、』

「何がいや?俺?」

『えっ?』

「俺が嫌なのか?」

見上げた先には、さっきの僕より情けない顔をしたユノがいて

腕を伸ばしユノの小さな頭を抱え込む

『ばかっ、、。指じゃやなの、、早く、、挿れてっ、』

ユノの昂りに手を伸ばし、強請る僕は、ユノにはどんな風に見えてるだろう?

テミンはこんな風にはしない?
僕に、、幻滅したりしないて……


「くっ、、」

僕に頭を抱えられたまま、器用に身体を折り曲げて
ユノは僕の中に侵入してきた

『あっ、、、』

「ちゃんみなの中、凄い熱い…。そんなに俺が欲しかった?」

『欲しかった…。いつでもユノが欲しいよ?』

それは、ユノの心

でも、ユノにはきっと伝わらないよね?

「俺だって…、、、」


少し身体を離し、大きくグラインドさせると
僕の感じる所をゆっくりと擦り上げる


僕の口からは、僕が発したとは思えないほどの声と
飲み込む事も出来ない唾液がシーツへと、、



ユノも絶頂が近いのか、早まるスピードに
もう僕は、声すらも出せずに

迫り来る射精感に抗う事なく吐き出した

「んっ、」

同時に、僕の中に熱が広がり感じる幸せ



それと同時に感じるのは……


どうしようもない虚しさだった






僕の心は、壊れてしまっていた………






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Become Undone #11

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チャンミンと手を繋いで遊園地までの道のりを歩く


改札を通る時だけは離された掌

それ以外はずっと繋がったままだった



そういえば、手を繋いで歩くのも初めてかもしれない



ギュッとチカラを込めれば
同じだけのチカラで握り返してくれる


「チャンミンはジェットコースターとか乗れるのか?」

『まぁ、大丈夫ですよ。』

「父さんは乗れないって、頑なに嫌がって…だから俺乗ったことないんだよ。」

『……なら、乗ってみましょう。』

「うん!」

こんな時、気がつくんだ。

俺の楽しい思い出は…父さんとの最初の半年に詰まっているって



父親という存在が嬉しくて
色んなところに連れて行ってくれるのが楽しくて……


なのに、なんで……


『ユノ?』

「えっ?ん?」

『ここにしわ寄ってる。何考えてますか?』

俺の眉間に人差し指を充てて
心配そうに覗き込んで……


「なんでもないよ。」

『じゃあ、今、僕の考えてることがわかりますか?』

「えっ?、、、なに?わかんないよ…。」

急にそんな事聞かれたってわかるわけない



朝の通勤ラッシュが終わった時間

駅から遊園地までの道のりは人も疎らで


サッと俺の腕を引いて抱き締めたチャンミンの鼓動が心地よく耳に響く


『ヤキモチ…かな?』

「えっ?」

チャンミンがヤキモチ妬くような話をした覚えもないし

そもそも、チャンミンってヤキモチ妬くのか?


『ユノはお父さんが好きでしょ?だから、ヤキモチです。』

こんな関係になっても、父さんのことは嫌いじゃない

でも、好きなのかって聞かれれば……それはわからない


そもそも、好きってなんだ?

チャンミンに抱かれながら、愛してるって言われてると
俺もって無意識に思い、、口に出る

でも、愛してるってそもそもなんなのか……
俺にはよくわからない


「チャンミン、、」

『ん?』

〔あれ?お前、、ユノだろ?〕


いきなり自分の名前を呼ばれて
振り返ると、そこには……


「あっ、、」

〔一昨日メールしたの気付いてない?〕

「えっと、、ごめん。」

〔もしかして、他の奴とシてた?それなら、昨日とかでも連絡して来いよ。とりあえず、嫁さんが出産で実家帰ってるから溜まっちゃってさぁ〜〜。〕

何度か身体を重ねた相手だった

結婚してて、もう直ぐ赤ちゃんが生まれる
そして、彼女もいるって言ってた

「あのさぁ…、、」

〔あれ?もしかして、今日はそいつを駅で拾ったとか?あぁ〜〜拾われたのか?俺、仕事終わったら今日は彼女と会うから、明日とか大丈夫?まぁ、また連絡するわ!〕

話すことはそれだけだと踵を返して去っていく後ろ姿

俺は声もかけられず
チャンミンもなんの言葉も発さない


沈黙が苦しくて、、、
どうしていいのかわからない


しばらくして、そんな沈黙を破ったのはチャンミンで
『遊園地、、行きましょう……』

「うん…」


チャンミンはどう思っただろう?


繋いだ手は痛いぐらいで
それでも前だけを見て、俺を見てくれないチャンミンに
胸がチクリチクリと痛んだ




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おはようございます♪( ´▽`)

ユノに会いに行って来ます♡
もうグッズの列に並んでまーす(笑)

それでは皆さま素敵な1日をお過ごしください☆

キオク #41

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心と身体と心臓がバラバラだった



テミンの所に行くと湧き上がる愛おしさ

それは確かで…嘘じゃない、、


でも、チャンミンの所に帰ると罪悪感が襲ってきて
チャンミンが恋しくて、愛おしくて
どうしようもなく求めてしまう

俺はチャンミンの前でだけは俺でいられた



愛して止まないチャンミン


お願いだから、こんな俺から離れていかないで……






テミンはキスを強請ることが多く

俺はそれを懐かしい気持ちで嗜めていた


それはきっと心臓のキオク


こうやって、〔だめだよ、テミナ。〕ってギュッと抱きしめる

〔やっぱりヒョンだね…。〕

その言葉の持つ意味を深く考えもしないで、、



「チャンミナを悲しませる事は出来ないよ。」

その言葉にテミンの顔付きは変わる

〔ヒョンのこと、本当に愛してたら、絶対に僕の所に行くの嫌がると思うんだけど……チャンミンさんはヒョンの事好きじゃないんじゃない?〕

「そんな事ないよ。チャンミナは優しいだけだ。」

それは毎回自分に言い聞かせる言葉



2週間に1回の約束が、テミンのわがままに負け
毎週に変わった

それを話した時のチャンミンは
『わかりました。』
そう言ってニコリと微笑んだんだ




なぁ?チャンミナ……俺の事、好きだよな?





〔今日はヒョンのお誕生日だから、、今日だけは一緒に居て……〕

「テミナ、、泊まりはだめだ。」

〔お願い!じゃあ、チャンミンさんがダメって言ったら諦めるから!〕

そこで送ったメールには返事すら来なくて
俺はテミナの家に泊まった


抱き締めて眠ると、心臓は煩くて
心はザワザワと音を立てていた

早くチャンミンに逢いたい
チャンミンを抱き締めたい


でも、確実に心臓は…テミンを欲してる


この全てがチグハグな事に
俺は疲れてしまっていた



次の日、家に帰っても…チャンミンは俺になにも言わない

裏切ってない?
浮気してない?

そう聞かないのは、信じてるからなのか……どうでもいいからなのか……


『おかえり、夕飯はジャージャー麺ですよ。』

「うん。ちゃんみな……」

甘えるように後ろから抱き締めると
ビクンと身体が跳ねた

「チャンミナ?」

『ごめんなさい。僕、体調が悪くて…ご飯は1人で食べてください。もう、寝ますね……。』

「チャンミナ?どこが悪いの?大丈夫?」

『多分風邪だから、、ユノに風邪が移るといけないから、今日は別々に寝ましょう……?』

チャンミンの言ってる事はわかるけど
俺はもう大丈夫なんだ

「やだよ。一緒に寝る!」

『お願い…。ユノが風邪引いたらやだから。、、ね?』

「……チャンミナ、、俺を捨てるな……。」

一瞬、チャンミンの瞳に怒りが見えた気がした
でも、それは本当に一瞬で……

『じゃあ、マスクを2人ともしましょう?』

「それじゃあ、キスも出来ないよ?」

『熱が下がったらね?』

「………」

チャンミンはしたくないのかな?




同じベッドに入っても、俺に背中を向けるチャンミンが
泣いている事にも気づかず

俺は自分のことでいっぱいいっぱいで……






〔今日も泊まってくれる?〕
俺を求めてくれてるテミンに嫌とは言えず


2回に1回はテミンの所に泊まるようになっていた



キスしたり、セックスしたりはしない


だから俺はチャンミンを裏切ってなんかいない





いつも俺は、そう自分に言い聞かせていた







〔ユンホ、ちょっといいか?〕

ジョンウニヒョンに呼び出され、向かった先



「ヒョンどうしっ、、っ、!!!」

〔お前、チャンミンと別れろっ!〕

いきなり殴られた俺は、見事に道路に転がった


運動神経は悪くない

でも、まさか殴られるなんて思ってなくて

受け身なんか取れなかった




「なんで?、、なんでチャンミナと別れなくちゃいけないんだよっ!絶対に嫌だっ!!」

〔ふざけんな!あいつは俺の弟だぞ!これ以上苦しめたら許さない!!〕

「くる、しめる、、、?」


いつだって、俺の前ではニコニコしてて

テミンの所に泊まっても何も言わなくて


でも、セックスだってするし……

それをチャンミンは嫌がったりはしない……


苦しんでる素振りなんか、、なかった……



〔もっと、ちゃんも見ろ!テミナ、テミナって…、、、頼むからチャンミンをちゃんと見ろっ!〕

用件はそれだけだったのか、ヒョンは踵を返して去っていった





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おはようございます♪( ´▽`)

朝から雨が降っている〜〜(c" ತ,_ತ)
明日は晴れてくれないと困るぞ?(笑)

で、27日の座席が昨日わかりましたね?
安定のスタンド( ̄Д ̄)ノ
そして、友達みんな一塁側(笑)
そんな時もあるよね?

今日は明日の支度をせねば!

今回はきらりを探せはしないので、ソンムルも会う予定の人分と、、一個ぐらいしか持って行きません♪( ´▽`)
なのになんでこんなに荷物が多いんだか?(笑)

それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆

Become Undone #10

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ミノがなんてキュヒョンに言ったかはわからない


でも、このトライアングルが僕は嫌で

ずっと3人でつるんでたのが……ここ最近は3人で会う事はほとんどない

って事は、僕とミノはあってないって事だ


キュヒョンと2人で会う事はあるけど



でも、ユノに出会ってからの半月ちょっと
僕はキュヒョンにも会っていない



高校が同じだった僕たちは
意気投合して仲良くなった

まぁ、最初はゲームの話で盛り上がったのがきっかけ



大学はバラバラで、それでも週に3回は3人で会って
ご飯を食べたり、キュヒョンの家でゲームをしたり


そして、半年ほど前…僕はキュヒョンに呼び出された

〔俺さぁ…ミノの事が好きになっちゃったんだ。〕

『はぁ?』

〔男同士とか、そんなのわかってるよ。でも、好きで好きでどうしようもない……〕

まぁ、驚きはしたけど
だからと言って…軽蔑とか、嫌悪感とかそんなのはなかった

『告白、、するのか?』

〔う〜ん……、どうしようか迷ってる。〕

『そっか…』


確かに、下手に告白すれば
この関係が壊れかねない

でも、そうなると、、、3人で会うと、僕はお邪魔虫じゃないか?


そう思って、僕は行くのをやめた…バイトが忙しいと嘘をついて……


そして、1ヶ月後……

〔……チャンミニヒョン、、僕、チャンミニヒョンが好きなんだ。〕
ミノに告白されたんだ


ミノは学年トップの成績だった僕のことを
誕生日は僕の方が遅いのにヒョンと呼んだ

最初は、頭がいいから憧れてるんだと思っていたと……

でも、最近…僕が来ない事が寂しくて
自分の気持ちに気が付いたと言っていた


結局、僕の行動が裏目に出たんだ


『ごめん。ミノをそういう風には見れないよ。』

〔わかってる。でも諦められない。〕

まぁ、ゲームしてても感じてたけど
ミノは負けず嫌いで、諦めが悪い

ゲームの時は良かったけど
それが恋愛になると話は変わってくる


ましてや、キュヒョンの気持ちを考えたら……


『ミノ、、。ごめん、ミノが僕を好きだって言うなら、もう2人では会えないよ。』

〔なんでっ!!〕

『ごめんね。』


それで終わるかと思ったら、よりにもよって
その事をキュヒョンに相談したんだ


そして、キュヒョンはミノに想いを告げた



で、今に至る……


3人の関係は壊れたままだ







ロフトの小窓から射し込む光に目覚めると
あどけない寝顔のユノが口を開けて眠っている

それがなんだか愛おしくて
そっとくちびるを寄せた


「んっ、、」

ゆっくりと開かれた瞼

その奥の瞳には、自分でも驚くほど優しい顔をした僕がいて


ほらね、僕はユノが好きで
ユノに恋をしていて、


大切にしたいのはユノだけなんだ



「ちゃんみん、、遊園地……」

『はい。行きましょう?天気も良さそうだし!』

「……でも、その前にエッチしたい。」

『今ですか?』

「うん……」


確かに、初めてシてから1週間
僕たちは身体を繋げてはいない

僕はユノを抱き締めて眠るだけで幸せだったし


なにより、昼間何をしているのか知らない僕は
ユノに触れるのが怖かった


もしも、誰かとシていたら……

そう考えると、嫉妬でおかしくなりそうだったから……




『遊園地、、行けなくなったら困るでしょ?』

「1回ぐらいなら大丈夫だろ?」

『1回で終われる自信がありません。』

「……だから、シなかったのか?」

まぁ、それもある……

理由はそれだけじゃないけど



『他にどんな理由がありますか?』

他の理由は知られてはいけない
だって、ユノを信じてないと言ってるようなもんだ


例え、父親に抱かれていたとしても
道端で男を見つけていたとしても

僕はユノを待ち、、ユノを信じ、、ユノを愛するんだ


「男同士がやっぱり嫌だったのかと思った……」

『男同士とかじゃなくて、ユノだけ、、ユノとしかシたくありません。』


「チャンミンっ!!」


抱きついてきたユノをそっと組み敷き
唇を重ねる……深く絡め


1週間ぶりにユノを抱いた


やっぱり、あの時は前日に誰かとシていたのだと思えるほど
1週間ぶりのユノのソコは硬く閉ざしていて

そんな事が僕は嬉しくて仕方ない



「んぁっ、、ちゃみ、、、もっと、っ、、」

『ゆのっ、、イくよっ、』

「おれもっ、、、」


2人同時に弾ければ、心を幸せが包み込む


離れがたい想いでも、遊園地はやっぱり行きたくて

「帰ってきたら、続きしよ?」

『はい。』

そんな約束をして、僕たちは手を繋ぎ遊園地へ向かった






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おはようございます♪( ´▽`)

チケボって3日前にチケットだったような気がするのに……来なかった(c" ತ,_ತ)
何年か前もギリギリに来て、ダウンロードするのにサーバー繋がらなくてってあったなぁ〜って思い出した(´;Д;`)
今日は来てくれるといいな……


それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆

キオク #40

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ユノは僕を愛してくれている

それは痛いほど伝わっていた




でも、不安は常にあった





信じてる、、の気持ちが、いつからか信じたいに変わり



ユノがテミンに会いに行く日
僕は夕飯を食べても、吐いてしまっていた

そのうち、夕飯を食べる事をやめた

どうせ吐いてしまうんだ
食べるだけ勿体ない




とりあえず、すぐに社長は無理だということで
社長補佐として会社に戻ったユノと
ユノの秘書として会社に戻った僕


夕飯だけでなく、少しずつ食の細くなる僕に
1番気付いて欲しいユノは気付かない


〔チャンミン、、、大丈夫かい?〕

『社長、、……大丈夫です。』

〔お父さんでいいんだよ。君は私の息子でもあると思ってるんだから……。〕

その言葉に、鼻の奥がツンと痛み

『、、、ユノに、捨てられても…お父様でいてくれますか?』

〔もちろんだよ。ユンホの父親を辞めてでも、私はチャンミンを選ぶよ。そんな事したら、ユンホを捨ててやろう。〕

そっと伸びて来た手が僕の頭を撫でた

僕は、最近ユノの前では泣けなくて
こうして…お父様やヒョンの前で泣いてしまうんだ


ユノの事は、ジョンウニヒョンとお父様、キュヒョンには話していた

お父様はジョンウニヒョンと一緒に怒ってくれた

でも、結局は…僕が納得してるならって見守る事にしてくれたんだ


それなのに、僕はこんなんで……


仕事が終わってから、ユノはテミンの元へ行く

それは、2週間に1回と最初は約束したのに……
いつの間にか、、、毎週になっていた

少し遅くなってもいいからと、金曜日に決められたその日


僕には、、どうする事も出来ない地獄のような日






「チャンミナ、ただいま……。」

日付けの変わった夜中の1時
ベッドに眠る僕にただいまを言ってからシャワーに向かうユノ

僕は、おかえりって言ってあげられない


眠ったフリをするんだ



そして、シャワーの音に誤魔化して
涙を流してしまう



「チャンミナ、、起きて?」

『んっ、、なに?』

「セックスしたい。だめ?」

『どうし、たの?』

ヒョンは、テミンと会ってくると
どうしようもなく僕を求める


それは、抱きたくても抱けない……テミンの変わりなんだと思ってしまう僕は

ユノとのセックスに幸せを感じられなくなっていた



もちろん、そうじゃない日にスるときは
幸せなんだけど……

3ヶ月もすれば……それですら、、幸せなのかわからなくなってしまっていた


僕の心が悲鳴をあげ始めた頃
「今日はテミンの所に泊まるよ。」

ユノからのたったそれだけのメール




泊まる?
泊まって、、なにをするの?



12月14日のことだった……







『ジョンウニヒョン、、ぅ、、っ、、』

〔チャンミン?どうした?〕

『ユノが、、テミンの所に泊まるって……』

〔はぁ?なんだそれ?〕

『ユノは悪くない、、。それはわかってる、、。でも……苦しいよ……』

〔ユノが悪いだろ!〕

『違うっ!ユノは悪くない…悪いのはユノじゃない……。』

もちろん、悪いのはテミンでもない……


僕は、必死にそう言い聞かせていた




誰かを恨むとしたら
それは僕だ


ユノを信じきれなくなった僕





〔チャンミン、お前…本当に大丈夫か?〕

『ごめんなさい。泣いちゃって……。全然大丈夫だから。』

僕は電話を切って
部屋を出た



あいつに会いに行こう
もう、ジョンウニヒョンにも、お父様にも心配はかけられない







車で向かったそこは
街灯もなくて真っ暗だった

月明かりだけでも、辺りが見渡せるのは
今日が満月だからなんだ…



僕は膝をついて話しかける



『なぁ?ユノは僕といて幸せかなぁ?、、もしかして、テミンと一緒にいた方がいいんじゃないかな?浮気しないなんて約束させちゃったけど……、きっとお互いがどうしようもなく求めてるんだよね?………僕は邪魔者だよね?』

12月の風は冷たい
それでも僕は動くことが出来ず

ただ、、ずっと…朝まであいつと話をしていた



『………失う事を思えば、、帰って来てくれてるだけいいのかな?きっと、、ユノはこれからもテミンの所に泊まるようになるよね?、、、その時は来てもいい?お前しか、、もう本音を話せないや……』


決して答えてくれることのない親友


この場所だけが…僕が本音で話せる場所になった







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おはようございます♪( ´▽`)

なんか、身体中にボツボツが……

ストレスなのかな?

ユノに会えるまであと3日!
頑張ればユノに会える!

今日は27日の座席がわかるはずなのですが……天井な気がする……
天井だったらごめんね〜〜ひろみーなさん(笑)
それでもわたしと楽しんでおくれ〜〜♪♪♪

それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆

Become Undone #9

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別々の大学に向かう朝

僕はユノに鍵を渡した



『これ、あげます。僕に会いたい時はいつでも来てください。』

「本当に?いいのか?」

『はい。バイトで遅くなる日もあると思うけど、、その時は先に寝てていいですから。』

会いに来て寝てるなんておかしいかもしれないけど
それでも、僕に会いたいと思ってくれたらいいと思った


僕たちは、付き合っているわけではない……たぶん、、



曖昧な関係のままなんだ



「おかえり。」

『ただいま。ユノ、夕飯は?』

「ん?食べたぁ〜〜」

どこで、誰と?なんて聞けない

でも、僕といない間
あなたがどこで誰といて何をしてるのか…それが気になって仕方ない

僕はユノを…独り占めしたいんだ



『僕、明日は何もないんですけど、どこかに出かけませんか?』

「えっ?いいのか?俺、遊園地行きたい!」

『遊園地?』

「そう!父さんに引き取られたばっかりの時は、休みの日に連れて行ってもらったりしてたけど、、、、、半年ぐらいしてからは…全然で…、、、」

なるほど…

最初はいろんなところに連れて行ってくれてたけど
ユノを抱くようになってからは
ユノの身体に夢中だってことだ


どんどん俯いていくユノ

終いには完全に旋毛しか見えない

「ちゃん、、みん、、?」

俯きながらも、何も言わない僕の事が気になったのか…


『あっ、、じゃあ遊園地行きましょう?これからは僕の休みの日は色々出かけましょうね?』

「うん!俺、水族館とか、プラネタリウムとか、色んなところに行きたい!」

初めて会った時は、こんなに可愛い人だとは思わなかった

色んな感情を小さい時からずっと押し殺して生きてきたのかな?

愛される事も、愛する事も知らずに



そっとユノを抱き締めた
愛してるの想いを込めて


「チャンミンは、、、、」

『ん?』

「チャンミンは、夕飯食べたのか?」

『あっ、、忘れてました。』

買ってきていたコンビニ弁当を出し
食べようとした時だった


カバンに入っていた携帯がブルリと着信を告げる


手に取った携帯には"ミノ"の文字


『もしもし?ミノ?どうかしたの?』

〔チャンミニヒョンに会いたくて……〕

『キュヒョナも一緒?』

〔いや、2人で……〕

またか……

ミノは僕の事が好きで、、
そんなミノをキュヒョンが好きで……

僕とキュヒョンは親友だ


『ミノ、2人では会わないって言ったよね?キュヒョンも一緒じゃないと、、、。キュヒョンの気持ち知ってるでしょ?』

〔なんで?チャンミニヒョンは僕の気持ち知ってるでしょ?〕

『だからだよ。親友の好きな人の事を好きになる事はないよ。それに僕、、好きな人いるから。』

〔……そんな嘘信じないから!〕

ガチャリと音を立てて切れた電話

無意識に出たため息に反応したのはユノで


「誰から?」

『ん?友達……だよ?』

「…ミノって……」

あぁ…覚えてたのかな?

1回話しただけなのに


『前にも話した、、』

「チャンミンの事を好きな奴だよな?」

『はい。』


サッと立ち上がったユノは
なにも言わずにバスルームに向かった

そのまま、微かにタイルを打ち付ける水音が聞こえ
僕はまたため息を吐く


『……ヤキモチとか妬いてよ…。なんて、、無理か?』





シャワーを終えて出て来たユノは、髪の毛を乾かすこともせずにロフトへの階段を上ろうとする

『ユノ?髪の毛乾かさないと風邪引いちゃいますよ?明日、遊園地行くんでしょ?』

「ほっとけば乾くよ」

『なに怒ってますか?』

「疲れてるだけだよ。」

僕が止めるのも聞かず、ロフトに上がったユノが
ゴロンとマットレスに寝転がるのが見えた

まったく……

仕方ないから、食べ終えた夕飯のゴミを片付け
1人でシャワーを浴びて髪の毛を乾かす

それからユノの横に身体を横たえた


『なんで疲れてるんですか?』

「……」

『ミノの事が気になるんですか?』

「……」

『もう、寝てますか?』

「………」

寝たふりを決め込むユノがなにを考えてるのかわからなくて
僕に向けられた背中が寂しくて

後ろからユノをギュッと抱き締めた


「…観覧車、、乗りたい…」

『観覧車?』

「うん。」

くるりと振り返ったユノは
「好きな人って、、俺?」

『他に誰がいますか?』

ミノとの電話の事を言ってるんだろうなぁ…

「ううん、、。」


『もう寝ましょう。』

「うん。」


瞼を閉じれば、意識は遠のく


それなのに、寝る事を許さないかのように
鳴り響く着信音

引き寄せた携帯には"キュヒョン"の文字


『ユノ、ごめんね。』

「…うん。」


ユノを抱き締めたまま、携帯をタップ

『もしもし?』

〔もしもし?お前、ミノになんか言った?〕

『なんで?』

〔ん、、、ちょっとな…。お前明日出てこれない?ちょっと話したい。〕

静まり返った部屋では
電話越しのキュヒョンの声は、ユノにも聞こえているだろう

不安を色濃く浮かべた瞳が
僕を見つめ

僕の腰に添えられていたユノの腕が
グッと僕を引き寄せる


だから、ユノの事を見つめながら
『キュヒョン、ごめん。明日はデートなんだ。』

〔はぁ?デート?〕

『そう。詳しくは今度話すよ。』

それだけ言って電話を切った


安心したように微笑むユノにそっとキスをして
もう一度僕たちは瞳を閉じた





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おはようございます♪( ´▽`)

最近反抗期の息子が、旦那様に坊主にされてました(c" ತ,_ತ)
そんな旦那様とは冷戦中な私(笑)
お誕生日おめでとうも言われませんでした( ̄Д ̄)ノ

こうなったら、徹底的にやってやるΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆

キオク #39

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ジョンウンside





電話越しにユンホが発しただろう"具合いがよくなくて"の言葉に、チャンミンは震えていた


電話を代わり、テミンのカフェの近くに居ると言われ
震えるチャンミンを車に押し込んで向かった先


佇むユノに駆け寄るチャンミンを見て
俺は胸が痛んだ


知らない奴と一夜を共にしたユンホがどれ程チャンミンを傷付けただろう、、、


それなのに、そんな事よりユンホを心配するチャンミン

こんなにも愛されてるってユンホがちゃんと気付いてるんだろうか?


そして、どうしようもなく傷付いてることを
一生懸命隠してるチャンミンに……






2人を家に送り、俺も上がりこむ


ソファに腰を下ろして、チャンミンを引き寄せ
俺の隣に座らせた

ユンホが俺を睨んだけど
そんなの知ったこっちゃない


「昨日がテミンの誕生日だったんだ…。俺の心臓は、、テミンの兄のものだった…。2人は愛し合い、、でも、必死で一線を引いていた。これは、テミンから聞いたんじゃなくて…心臓が教えてくれたんだけど…、、。」

何言ってんだ?って思うけど
これは、ユンホにしかわからない感覚なのかもしれないと…真剣に耳を傾けるチャンミンを見ていて思う


「テミンの20歳の誕生日に、実家を出て2人で暮らす約束をしてた。その時、恋人になろうと……」

見つめた先
ユンホは静かに涙を流していた

「でも、事故で…脳死、、。ドナーカードを持っていて、心臓が俺に提供された。……多分、テミンにバレないように用意してた指輪をどうしても渡したかったんだと思う。」

〔それで、チャンミンを裏切って外泊か?〕

「裏切ってなんかない!ただ、、誕生日だから、そばにいて欲しいって言われて…振り切ることは出来なかった。眠るテミンの手を握って…ベッドの脇で眠ったら具合いが……」

〔無断外泊だろ?チャンミンがどれだけ心配して、どれだけ不安だったか……ユンホ、お前にわかるか?〕

『ひょん、、僕は大丈夫だから……』

ジッと話しを聞いていたチャンミン
声が微かに震えていた


可愛い弟なんだ……
どうか、あまり苦しめないでやって欲しい


「夢を見て、、、テミンが死を乗り越えるまで側に居てあげて欲しいって……、でもチャンミンを裏切る事は許さないって……。」

〔なんだそれ?〕

「チャンミンを愛する気持ちとは別の、こみ上げる愛おしさは、、きっと心臓のものだと思う……」

『、、ぅ、っ、、』

愛する人が、、他の相手を愛おしいと言う

きっとユンホに悪気はない




でも、チャンミンは傷付いたんだ



あれだけの手術、、
その後も、ずっと支えてきた


チャンミンにとって、ユンホはすべてなんだから





「チャンミナ……」

ユンホの手が伸びると、チャンミンは震えた

自分を裏切ったかもしれないと思いながらも
ユンホは裏切らないと信じたい……

『僕には、、ユノがいるけど…、テミンさんには、きっと誰もいない。今はユノが必要って、、、事だよね?』

お前のユンホも、テミンが必要としてるユンホも…同じユンホだろ?

「チャンミナ…抱き締めたい……」

『テミンさんが少し元気になるまで、会ってあげてもいい……、でも、、、僕を裏切らないって約束して…。キスもエッチも絶対しないって…』

「そんなの当たり前だろ?」

〔俺は反対だ!ユンホは良くても、チャンミンは…辛いだろ?チャンミンが1番辛い。〕

ひょん…、そう言って伸ばされた手が俺の手に触れると
胸が締め付けられるほど震えている

その様子を睨みつけるように見つめるユンホ

お前は何を思ってる?

「テミンが少し立ち直るまでだ。約束する。チャンミナの事は絶対に裏切らない。俺はお前がいないと生きていけない……。」

『僕もだよ…。ユノを、信じるから……』

〔チャンミンを裏切ったら、俺は絶対に許さないからな!〕

これは弟の想いでもあるはずなんだ

俺は2人を見守るから
お前も一緒に見守っていて




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おはようございます♪( ´▽`)

えっと、、、コメント欄をキオクだけ開いてみようかと思います☆
Become Undoneは怖くて、まだ無理かな?

昨日は、お誕生日を覚えててメールやLINEやコメントをくださった読者の皆様やお友達♡本当にありがとうございます♪( ´▽`)
未知への扉を開いたきらりです(笑)
心機一転いろいろ頑張ります♡

では皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆


昨日の拍手コメのお返事は、お知らせ記事のコメント欄にしてあります。よかったら、覗いてみて下さい♡