僕は弟に恋をする #34

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次の日が仕事だって分かってるのに激しく求めあった



〔なんだ?チョン…歩き方おかしくないか?〕

今日は部長との行動は最後なのに
ガラスに映る俺はまるでペンギンみたい


「ちょっと筋肉痛で…」

〔なんだ?ジムにでも行ってるのか?〕

「あっ、はい。」


そんな会話を遠くで聞いていたチャンミンはクスクスと肩を揺らし笑っていて

誰のせいだよ!って言ってやりたいけど……
まぁ、俺もどうしようもないぐらい求めちゃってたし……



昼休みが終わる頃、携帯に母さんからの電話

そういえばあれ以来俺は話してない



「もしもし?」

〔あっ、ユンホ?週末に夕飯食べに来るってチャンミンからさっき電話があったんだけど……チャンミンって何が好きかわかる?母さん、チャンミンが7歳までしか知らないから……〕

なんて…なんだか、拍子抜けで

「母さん、、こないだはごめん」

それでも謝っておきたかった




〔母さんこそ、ごめんね?ちゃんと理解出来るように頑張るから。〕

「……俺も、認めてもらえるように頑張るよ……」

〔で、チャンミンの好きなものは?〕


母さんが照れてる気がした

ちょっと焦ったような声
なんか、大丈夫……そう思えた



「チャンミンは、、辛いものが好きだよ。あとね、ビールとか、、」

〔ちょっと!そんなんじゃ、何作っていいかわかんないじゃない!!〕

「そんなの、いつもチャンミンが俺の好きなものばっかり作ってくれるから、俺だってよくわかんないんだよ!」

〔……はぁ、、、いいわ、週末は適当に作って、その時に本人にきくから。何だかただの惚気じゃない……〕


そんな風に言われると、俺が照れる



電話を切って暫くすると

『電話、誰からですか?』

なんて、よく見てるよな?


「ん?母さん……」

『そっか、、』

「なんで?」

『照れてるように見えたので、相手が気になって。』



相手がチャンミンだと、独占欲さえ心地よい

「チャンミンの好きなものを作りたいらしいよ?」

『……母さんの手料理、、、覚えてないなぁ、、』

その時のチャンミンの顔があまりにも寂しそうで
油断したら抱き付いてしまいそうだった





家に帰って、2人ソファで寛いでいると

不意にチャンミンの携帯が鳴った



携帯の画面を見るなり、眉間にしわを寄せ

出るか迷っているチャンミン

「ん?だれ?」

『……父さん、、、』

「父さん、、、出ないのか?」

『今はやめておきます。あとで掛け直せばいいから。』



俺は父さんがどんな人か知らない

ただ、厳しいだろうことはわかる



もしもチャンミンと俺の関係を知ってしまったら

母さんのようにはいかないかもしれない



俺たちを引き離そうとするかもしれない




でも、父さんにも理解して欲しい


認めて欲しい


そう思う自分もいて……



ただ息子として会いたいと思う自分もいる





「なぁ、、父さんってどんな人?俺たちのこと、、いつかは話す?」


『……とても厳しい人です。母さんとユノの話は一切しなかった……。母さんの浮気が原因で離婚したみたいだけど、その浮気の原因は父さんの厳しさなのかな?とも思うぐらい。』


「そっか……」


『僕は、母さんにちゃんと離婚の理由を聞いてみたい。』

「俺も……」


俺たちは、週末の夕食で母さんから話を聞くことにした







〔いらっしゃい。ほら、入って。〕


「ただいま。」
『お邪魔します。』



中に入ると、とてもいい匂いがした

テーブルには所狭しと料理が並べてあって

「俺だけの時はこんなに豪華じゃなかった」

呟く俺を見て2人してクスクスと笑う



〔何が好きかわからなくて。子供の頃はハンバーグが好きだったから、ハンバーグ作ってみたんだけど、辛いものも好きって言うから……スンドゥブとキムチチャーハンと、トッポッキと……〕


作った本人ですら、全部覚えてなさそう


もちろんビールも用意してあるからね!なんて、こんな幸せそうな母さんは初めてみたかもしれない



そして、慈しむような瞳で母さんを見るチャンミンも
どうしようもないぐらい優しい顔をしていた



あぁ、、あのまま母さんと離れなくてよかった

テーブルに向かいながら、俺は溢れ出る涙が止められなかった



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僕は弟に恋をする #33

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夕飯は後でいいってユノは言うけど

きっと今食べないと食べれなくなるからと

簡単に夕飯を済ませた



お風呂は別々に入らないと、バスルームで始まってしまいそうで

それなのに、ユノは一緒にと聞かない


先にどうしようもなく求めてたのは僕のはずなのに

まるでユノに追い越されたみたいで…それはなんだか面白くない


想いの長さは到底勝てないけど

想いの大きさは絶対に負けてない




ユノを大切に思う気持ちだって……






だから、今日はベッドでちゃんとって……僕の想いが伝わるかな?



まぁ、全く伝わらなくて……

頑なにお風呂は別って言い続けてたら
ユノが泣きそうになっちゃって……


結局ユノに甘い僕は一緒にバスルームに向かった




何度も見てるはずなのに

ユノの裸を見てるだけで緩く勃ちあがるソコ


まぁ、それはユノも同じだけど




伸びて来た手が、我慢出来ずに僕のソコを扱くから

その手をやんわりと掴んで首を振った


「チャンミン、、だめなの?」

『ベッドで抱きたい…。だめ?』

「……じゃあ、もう出よ?」

ハテナマークだらけの会話でも
2人の想いは一緒で


早く1つになりたい




まぁ、どうせもう一度入らないとダメだろうから
軽く身体を流して、ベッドへ雪崩れ込んだ




『はぁ、、2人で頑張って説得しよう?母さんは、僕たちが幸せなら、きっと許してくれるから。』


「チャンミンなしの幸せなんて俺にはない。」


僕もだよ

ユノが居ない幸せなんて考えられない



深く重ねた唇から、お互いの想いが流れ込んでくるようで油断したらユノの想いに飲み込まれてしまいそう



伸ばした手でユノのソコを触ると、ギンギンに勃ち上がり、少しの刺激にも身体をビクビクと揺らす


『ユノも、、余裕ない?』

「チャンミンは余裕かよ?」

『…余裕あるようにみえる?』

ユノの手を導けば……

熱いっ、、って一言



なんでこんなに?ってぐらい求め合うのは

きっと不安だったから……



母さんが認めてくれなければ、2人で生きていけばいいって言いながらも

お互いがお互いを思って、これで正しいのか不安で



母さんがわかろうとしてくれてるって思うと

これからの2人の未来が明るく輝いてるように思えた






2人熱く抱き合った後


僕は幸せな夢を見た




そこには何故か父さんもいて

4人で食卓を囲んでいた




母さんの手料理を食べて美味しいを連呼するユノ

そんなユノの口元に付いたソースを拭って、その指をペロリと舐める僕


そんな僕たちを微笑ましく見てる母と

自分の口元にもソースを付けて、母さんに拭ってもらおうとする父


その父さんは、僕が知ってる父さんとは違うような気がしたけど、、、元はこんな人だったのかもしれないと思えるほど自然だった



いつか…こんな日がくればと思える……そんな夢だった




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おはようございます(*^▽^*)

ちょっとお話を書く時間が取れない……
なぜなら、Tシャツのデコが、、、終わらないから(笑)
しかもスワロが足らないヽ(;▽;)
メッチャ買ったのに……(ㆀ˘・з・˘)
あのデコったTシャツ、総額いくらになるんだろ?(笑)

それでは皆さま、初日まであと4日!!
どうも雪マークが見えるのは私だけ?(笑)

素敵な1日をお過ごしください☆

僕は弟に恋をする… #32

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部長との仕事が終わって帰ると

会社に居るはずのチャンミンが居なかった



今日は1日会社でデスクワークなはずなのに……


午後になって帰って来たチャンミンは
1人で母さんの所に行っていたと


なんでだよ?
なんで1人で行くんだよ


2人の問題だろ?2人で母さんを説得に行かないと意味がないじゃないか


俺は怒ってるのに、チャンミンはギュッと俺の手を握り
見つめる瞳は、セックスの前の俺が欲しくてしょうがないって顔


そんな顔されたら…俺、、もう怒れないよ



『仕事終わった?』

「うん。終わった……」

『じゃあ、帰ろうか?』


会社の最寄駅から電車に乗って
家が近付いてくるとどちらともなく手を握る

駅に着いた時には、指が絡み合って


その手は家まで離れる事はない



『ユノ、週末母さんの所で夕飯でも食べようか?』

「母さんの所?母さんわかってくれたの?」

『わかってくれてはないけど、僕たち2人の写真を見て、、幸せそうだって言ってくれた。きっとわかってくれる。』



チャンミンの元カノとの写真が嫌で置いて来た写真が、母さんの心を動かした?


『おばあちゃんが亡くなって、もう写真は届かないって言うから、次からは僕たち2人の写真を母さんに撮って欲しいって言いました。』

「……そしたら?」

『たまには私も入れてって……』

「なんだよそれ、、。でも、母さん…理解しようとしてくれてるだ……」

『だから言ったでしょ?きっと大丈夫って……すぐには無理でも、理解しようとはしてくれてます。』

なんか、ホッとしたんだ


チャンミンはわかってもらおうって言ってくれた

でも、今日1人で行っちゃうから
まさか、1日でそんなに母さんが変わってくれるなんて……

俺が話した時は、絶対に認めないって感じだったのに




チャンミン1人で行ったのが良かったのかもしれない


「チャンミン、ありがとうな?」

『…ヤキモチ妬いてくれたユノのおかげですよ。』

「俺?」

『元カノの写真を嫌がってくれなかったら、2人の写真なんて入れてこなかったかもしれないでしょ?』



そりゃそうだけど……


「なぁ、チャンミン……セックスしよ?」

『えっ?』

「なんか、、凄くシたい!」

『……実は、僕も油断したら会社で襲っちゃいそうでした……。』

やっぱり?

そんな顔してた……



俺たちが2人でいて幸せだって

2人で母さんにわかってもらおう?


俺、チャンミンと2人なら
なんでも出来る気がする


それこそ、父さんの説得だって……





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おはようございますヽ(;▽;)

それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆

僕は弟に恋をする #31

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僕が出張の間、部長と行動していたユノは
週明けも部長に付いて行動していた


水曜日からは元に戻ると聞き、今しかないと
僕は1人で母さんを訪ねた


インターホンを鳴らすと、パジャマ姿の母さんが顔を出す


たった1日で、とても老けた印象を受けたのは
お化粧をしてないからだろうか?

それとも……僕たちのせい?



〔チャンミン、、っ!!〕

急に抱きつかれ、バランスを崩しかけたけど
ちゃんと母親を受け止めた


『母さん……』

〔……チャンミン、、ごめんなさい。〕


慌てて身体を離した母さんは、入って、、と僕をリビングに通した



昨日と同じ場所に腰を下ろし、目の前に母さんが座る


『……昨日はすいませんでした。』

〔チャンミン……〕

『酷い事を言ってしまって。』

〔いいの、、。それより本気なの?ユンホとの事……〕

母さんの顔が歪み、本当に嫌なんだろうと伝わる


確かに冷静になって考えたら、すぐに理解出来ないのだってわかる

現に僕は、その事実を受け入れるために2週間ユノから逃げたんだ



『出来れば、わかってもらいたいと思って、、今日は来ました。僕にとっては、ずっと居なかった母親だけど、ユノにとってはずっと家族は母さんだけだったはずだから。』

〔チャンミン……。昨日、あなたたちが帰った後…写真が変わってる事に気が付いたの。とても幸せそうな2人の笑顔を見たら……このままでいいのかわからなくなった。だからって…同性で、兄弟で、、それをそうですか。ってすぐに理解してあげる事なんて出来ない。〕



母さんは苦しそうに顔を歪め
やっぱり、そんな母さんを見ると心が痛む

昨日は何も感じずに帰ってきたのに



それだけ、ユノを失いたくなくて必死だったんだ


でも、きっと…昨日母さんは眠れぬ夜を過ごしたに違いない

『母さん、、昨日はすいませんでした。』

〔私こそ、叩いてごめんなさい。嬉しかったのよ…貴方に会えて。母さんと呼ばれて……本当に嬉しかったのよ、、、。貴方を捨てた事なんて、1度だってない。〕

『…はい。』

いつか母さんから、離婚した理由が聞きたいと思った


〔…チャンミン、、元気だった?お母様が亡くなって……〕

『これからは、母さんが…その手で写真を撮ってください。出来れば、ユノと2人の写真がいいです。』

〔そうね……。たまには私も入れてね?〕

『もちろん。、、あっ、仕事中なのでもう行きますね。次はユノと来ます。』


母さんは微笑みながら頷いてくれた






「どこ行ってたんだよ!」

会社に戻ると、なかなか帰らない僕に苛立っているユノがいた


『すいません。母さんに会いに……』

「えっ?」

『今度2人で会いに行くって言いました。きっと大丈夫。いつかは理解してくれます。』

「……なんで俺を置いてくんだよ、、、」

『1人じゃないと、冷静に話せないから。』

「だからって……」


会社だから抱きしめる事は出来ないから

家に帰ったらユノを抱きしめてもいい?



ユノの事がどうしようもなく好きだから……







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僕は弟に恋をする #30

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今までありがとうと言ったユノが少し寂しそうに思えて

本当にこれでよかったのか不安になる




ずっと居なかった母親を捨てた僕と

2人きりで過ごしてきたユノではわけが違う



キュヒョンの運転する車の後部座席
手を握りしめながらずっと考えていた



これでよかったのか?

これしか方法がなかったのか……




『キュヒョン、急にごめんね?ありがとう。』

〔味方って言ったろ?でも、お袋さん寂しそうだったけどよかったのか?〕

『………』

よかったのか?って聞かれたらわからない

僕は良くても、ユノはきっと良くない……


「いいんだよ。俺にはチャンミンが居れば…」

『ユノ……』

「わかってもらえないのは辛いけど、チャンミンを失うなんて俺にはありえないから。」

〔じゃあ、幸せになれ!2人で。母親に悲しい思いをさせてでも一緒にいたいと願ったんだ。〕

『あぁ。』


キュヒョンは僕たちの肩をポンポンと叩くと、それ以上何も言わずに帰っていった






ユノの少ない荷物を2人で片付け、2人揃ってバスルームへ

2人とも口数が少ない……






明日は仕事で、今日はただ寄り添って眠りたい


反応しないとかじゃなくて
なんだろう?温もりが愛おしい



あれ?もしかして……

僕も少なからずショックなのかな?



バスタブに身を沈め、ユノを後ろから包み込む

ユノの首筋に顔を埋め、所有の証を刻み込む



「んっ、、ちゃみ?」

『……やっぱり、、母さんを説得しようか?』

「えっ?」

『傷付くかもしれない……。もしかしたら、ずっとわかってもらえないかもしれない。それでも……説得してみよう?』

「チャンミンっ!!」


狭いバスタブの中
グルリと身体を捩り抱きついて来たユノ


「ありがとう……チャンミン、、、」

『ユノ?愛してます。』


この気持ちは絶対に揺るがない


どんなに反対されても

決してユノと離れることはない





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