僕の愛 Second #6

20170809064212446.jpg


『ほら、退いてください。』


ゆっくりと肩を押し、ヒチョリヒョンを退かすと


僕は部屋の扉へと向かった




部屋の扉を開けると、物凄い勢いで扉を引かれ

気が付けばユノの腕の中



こんな時は、分かりきってる事だけど

ユノも男なんだって改めて感じる


逞しく僕を抱き締め……その力は、誰にも渡さないと……身体で示している


「チャンミナっ!何してた!」

『…ユノ、、撮影は?』

「休憩だよ!気が付いたら、ヒチョリヒョンが居なくて……」

『そこに居ますよ…』


僕を抱き締めたまま、ぐんぐんと進んでいくユノ


なんか、さっきも同じ事されたような気がする…なんて、変に冷静な自分


「なんでヒチョリヒョンがベッドにいるんだよ!」

『ちょっと、襲われそうに……』

「はぁ?」

ベッドに転がったままだったヒチョリヒョンは腕を額に乗っけると

〔大丈夫…、キスは躱されて、頬にしかしてない……〕

「はぁ?何が大丈夫なんだよ!頬だって許せない!!」

なぜか僕の胸ぐらを掴んだユノは

そのまま僕を引き寄せると…


『んっ、、ゆ、のっ、、』

「っん、、ぅ、、」

噛みつくような……、、、

それなのに蕩けるような口づけ、、



『ゆのっ、、』

「チャンミンは、、、俺んだ…」

あまりに激しく甘い口づけに、完全に勃ちあがってしまった僕自身


『ほら、、ユノにキスされるだけで、、』

ユノの手を僕のソコに導く


「いつもより、、おっきい…/////」


それがなんなのか、ヒチョリヒョンには伝わったみたいで


〔なんだよ!わかったよ!!〕

『わかってもらえましたか?』

〔……契約は、確かに俺がユノを3年間って提案はした…。チャンミンに会いたいのもあって……。〕


こんな話はユノには聞かせたくない


〔でも、俺のイメージにユノがピッタリなのも本当…。ユノが着るって思うと、次から次にイメージが湧くし、、ユノが服をより魅力的に見せてくれる。〕

「……ヒチョリヒョン、、俺さぁ、、、、全てを失っても、チャンミンだけは失いたくない。誰にも譲れない。俺、俺を認めてくれる人を1から探すんでもいい。カメラの向こうに…チャンミンを見るから頑張れるんだ。」


『ゆの、、、』


勢いよく立ちあがったヒチョリヒョンは
〔わかったよ!俺が諦めればいいんだろ?……3年間って提案したのは俺だけど、それでも短いぐらいだって社長は言ってた。だから、俺の気持ちは関係なく結ばれた契約!!〕

「…わかった…。」

〔それから、お詫びに今日はこのまま終わりでいいよ。その代わり、明日は朝の7時から撮影。いいな!〕


返事も聞かないで出て行ってしまったヒチョリヒョン


涙を流すほど僕を好きでいてくれた


それは純粋に嬉しい


もちろん、気持ちには応えられないけど




「何押し倒されてんだよ!」

『すいません、、勢い良すぎてよろけちゃって……』

「油断するなよ!俺、、、おかしくなる……。チャンミンが他の人にって、、考えるだけでおかしくなる……」


ずっと腕の中にいたユノ

ギュッと力を込めて、どこにも…誰にも渡さないと……


『そんなの、僕もです…。僕以外の唇が、ユノの肌に触れるなんて、、気が狂いそうです…』

「あっ、、」

何故かユノが腰骨のあたりに手をやる

窮屈な体勢なのに……

わざわざなんで?



腕を緩め、ユノの服をゆっくりと脱がしていく

身体中に散りばめられた僕の所有の証


その上をなぞったあいつの唇……


『くそっ!!』

「えっ?ちょっ!!」

どうにも我慢出来なくて、ユノを抱え上げると脱ぎかけの服のままシャワーのコルクを捻った


「えっ!冷たっ!!」

『すぐに温かくなります!』

「ちゃんみな?」

『消毒したいけど、間接キスは気持ち悪いので…とりあえず洗いましょう!ってか、増えてませんか?』


本当に数を数えた訳じゃないけど

なんだろう?

さっきのユノの行動が気になって……


そしたら、、、「えっ!」って、1つのキスマークを左手で隠した


『それは…なんですか?僕、そこには付けてません。』

「いや、これは、、撮影中に……」

『ユノの方がよっぽど危なっかしい!他には?撮影以外で何かされてませんか?』


ユノの綺麗なアーモンドアイが完全に泳いでる

それでも僕は目をそらすことなく見つめ続けた


「いや、、頬に、、、キスを……」

『……』

何が頬にキスを…だよ、、

自分だって……



ユノの全身をくまなく洗って抱え上げ

ベッドに沈める


「今日もスるのか?」

『明日早いし…、立てないのはヒチョリヒョンに怒られるから……』

「から?」

『1回だけです。』

それから僕はユノを抱いた


嫉妬は着火剤になり

1回だけと言いながらも……結局……


「3回、、シたよね?」

『気のせいです。あっ!』

「ん?」

『指輪なんですけど、、お互いのを買いっこしませんか?やっぱり、ユノには僕があげた指輪をつけてて貰いたいし、、僕はユノから貰った指輪をつけていたいです
。』

ユノは僕の首に腕を回すと……


「やっぱり、、もう一回シよ?」

それはとても幸せそうに……







〔お前らオレ様にケンカ売ってんのか?〕

『なにがですか?』

〔増えてんじゃねーかよ!キスマーク!!〕

「えっ?だめなの?」

〔だめなの?って……、やっぱり増えてんのかよ!〕

ユノ、、昨日の僕と同じ手にひっかかってますけど……



そんな僕たちのやり取りを遠巻きに見ていた奴


『僕のユノにキスマークとか付けないでくれませんか?』

〔あれ?気がついたの?〕

『当たり前です。』

〔俺さぁ、綺麗なものが好きだから……お前でもいいよ?〕

『あいにく、僕はゲイではありませんので。』


〔恋人がユノなのにか?〕


『僕はユノだけが好きなんです。男は御免ですね。』


〔やべー!俺、お前超絶タイプだわ!〕


なんだろう?
こいつ気持ち悪い……

あれ?ユノがヒチョリヒョンと関係があるかもって、酔った時に言ってたのこいつだっけ?


なら、2人で仲良くしててくれればいいのに!

『僕のタイプはユノなんで。』

踵を返してユノに向かって歩き出した時だった



後ろから抱え込まれるように抱きつかれると

『痛っ!』

首筋に痛みがはしる


「おいっ!!お前何してんだよ!!」

『ゆの、、』

「俺のチャンミンに抱きついてんじょねーよ!」

〔俺、お前のチャンミン奪うことにしたわ!宣戦布告のキスマークな?〕

やっぱり!

さっき痛みが走った場所を掌で抑えると


ユノがそれを剥ぎ取って唇を寄せる

『痛ったーー!!』

さっきと比べ物にならないぐらいの痛みが全身を駆け抜ける


「チャンミンは俺んだ!結婚するんだから!!」

『えっ?』

「チャンミン!!結婚しよう!!」


いきなりの出来事に、頭がついていかない


それでも、僕の答えは1つしかなくて


『はい…。』




まだまだこの先色んなことが起きそうな予感はするけど

僕たちはお互いを愛している



この気持ちがあればきっと大丈夫



ユノ、、、僕の愛であなたを一生包んであげます。




fin





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


おはようございます。

コラボ終了です(^^)
どうでしたか?
こんな状況だからなのか、コメントがほとんどなくて……ダメだったかな?と、少し不安になりました(笑)

そして、明日からの更新についてのお知らせです。

お休みをここで確定はいたしません…が、書けてないです。そして、今日の夜中から大阪に車で向かいます(>人<;)
朝の9時に更新がない日は、お休みだと思ってください。
ただ、寝坊の時もあるけど(笑)

いつも読みにきてくださってる方には本当に申し訳ないです。

ツアーが終わった頃、、何だかんだ言ってても毎日更新できたね!ってなれればいいんですが……今回はちょっと自信なくて( ;∀;)

それでは、皆さま素敵な一日をお過ごしください☆
スポンサーサイト

僕の愛 Second #5

20170809064212446.jpg



2人で頭を下げ、なんとかスタッフさん達に許してもらった


もちろん、次はないぞ!って言われたけど



今回のコンセプトを男の色気に変えたとヒチョリヒョンは言っていた



即席の絵コンテには、キスマークを身体中に散りばめたユノがズボンに親指をかけて佇んでる写真……


他にも、他のモデルさんがユノの身体に唇を寄せてるようなものもある……

他にも……際どいものがたくさん


どれも相手はあのモデルで…
あいつって…ユノに足掛けた奴じゃなかったっけ?



こんなのありか?って思うけど、デザイナーのヒチョリヒョンが思い付いただけあって、ユノからは色気がダダ漏れで、それを引き立てるようなズボンのデザイン

それを引き立てるだけの相手のモデル


キスマークを誰が付けたんだよ?なんて、、噂になりそうだけど……今の技術なら、それぐらい出来そう


誤魔化しはいくらでも効くって事なんだろう



でも、こんなユノ……本当は誰にも見せたくない、、、


撮影ともなれば、ユノが苦手な相手だって
側から見たらお似合いの、、まるで恋人のような2人になる


本当に2人は付き合ってるんじゃ?って噂が立つのが容易に想像出来た



ゆの?
僕はやっぱり、あなたにあげる指輪は僕が買いたい

日が経てば消えてしまう所有の証じゃなくて

ユノは僕のものだと……



そんな僕の気持ち、、、ユノに伝わるかな?



僕の醜い独占欲

ねぇ、ユノ?


今、あなたに触れる目の前のモデルの唇も

さっきからあなたの唇に触れているメイクさんの小指も

あなたを写すカメラにまで、、僕は嫉妬してしまいそうなんだ




今日の撮影は、あまりに絡みが多い

見ているのが辛くて、ヒチョリヒョンにひと言告げて部屋に戻った


それから何分も経たないうちに、部屋のインターホンが鳴る

ルームサービスも頼んでないし

撮影場所はホテルの目と鼻の先だけどユノが来たとも思えない


『はい……』

〔チャンミン、俺だけどいい?〕

『……なんですか?』

〔ここで話すのは、、ちょっと…部屋に入れて?ユノのこれからの撮影の話だから!〕

ユノの撮影の話って言われたら、入れないわけにはいかない

だって、、今日は7時間遅刻しちゃったわけだし




渋々扉を開けると、思い切り扉を引かれる


よろけた瞬間にヒチョリヒョンの腕の中にいた僕


『ちょっ!』

そのまま部屋の中に押し込まれた


僕より小さいこの身体の、どこにこんな力があった?


『いや、ちょっと!!』

よろけてバランスを崩したままの僕は、踏ん張って止めることも叶わない


〔俺を抱いてよ!〕

『ちょっ!!無理っ!!』

〔なんでだよっ!ユノより絶対に良くするから!!〕


こんなにも?

契約更新の話しが半分冗談なら

ヒチョリヒョンの気持ちだって、半分冗談だと思ってた



始まりから、ずっと揶揄ってるような

軽いノリのような……


確かに最近は、ちょっとおかしいと思うこともあったけど……



押し付けられそうになった唇から顔を逸らせば
頬に感じるユノとは違う温もり


背中を駆け抜ける嫌悪感


『退いてください。』

〔チャンミン!俺を見ろ!〕

『僕は男が好きなわけじゃありません。ユノが好きなんです。』

〔なら、、、一度でいい!ユノには絶対に言わないから!!〕

『ユノ以外に…勃つ気がしません。退いてください……』


あえて抑揚のない声で伝えた

僕に揺れる気持ちなんて1ミリもない




僕を見下ろすヒチョリヒョンの瞳から…僕の頬にこぼれ落ちた雫


あぁ、、、この人は本気だ



そう思った瞬間、、僕の部屋の扉がけたたましい音をたてた


インターホンがあるのに
そんなもの目に入らない


ここはホテルなのに

きっと撮影中なのに……


「チャンミナっ!!チャンミナっっ!!」


全てを捨ててでも、僕を選んでくれる


そんな事を感じる…そんな、、、






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

僕の愛 Second #4

20170809064212446.jpg



『もしもし?』

〔チャンミン、、俺だけど……〕

『今電話しようとしてた所です。20時になっちゃうと思いますが、ちゃんと送っていきます。本当に申し訳ありません。』

〔20時かぁ、、、。わかった、それまでスタッフは休憩させとく。寝ずに撮るってユノに伝えておいて、、、、。あと、、〕

この人が言い淀むなんて珍しい

『あと?』

〔キスマークとか、、付いてないよな?〕

『あぁ〜……』


キスマークだらけです!とも言えず、今度は僕が言い淀む


〔…、、わかった。少しコンセプト考えるわ……。あとさぁ…、、契約更新のことは半分冗談…、、でも、俺がチャンミンを好きなのは本当だから…〕


本当にやめて欲しい

車内に響き渡るヒチョリヒョンの声



携帯、、スピーカーと繋がなきゃよかった……

「契約って、、なに?ヒチョリヒョン、、、本当に好きって…なに?」


小さく響く声は、多分僕にしか届かなかった


ヒチョリヒョン側は、撮影の変更で慌ただしそうだったし



〔とりあえず、チャンミンの分もホテルの部屋ひと部屋取ったから、さすがに運転12時間は危ないから泊まって行け。明日もどうせ休みだろ?〕

『はい……』

「チャンミンは俺と同じ部屋でいいんだよ!!」


ぴっ、、


勝手に電話を切ってしまったユノは

頬を膨らませてもないし

唇も尖ってない



これは、拗ねてるんじゃなくて
本気で怒ってる時




「……契約ってなに?俺の契約のこと?」

いつも鈍感なユノが、偶に敏感になる

そういう時って、だいたい気付かないで欲しい時で……


『…いや、なんでもないんです。』

「…じゃあ、ヒチョリヒョンの本当に好きって言うのは?」

『それは、、何回言われても断ってますから……』

「、、、だから、、、最近撮影に来なかったのか?」


もうさぁ、、本当に……ユノだけなのに、、、


2年会えなくても、ユノだけを想っていたって…

なんでユノには伝わらないんだろう?



胸を開いて見せたら、ユノは僕がユノだけだって信じてくれるかな?


ユノの方が華やかな世界にいて

僕の方がいつだって不安なのに




撮影中、ユノの身体を無数に這い回る手が嫌だ

スタイリストだからって…襟ぐらい僕が直してあげるのに……

ユノの柔らかな髪の毛だって、僕がセットしてあげるのに、、


そんな嫉妬剥き出しの視線、、きっとみんなが気付いていて、気付かないふりしてくれてた


ユノもさっき言ったよね?

その視線が嬉しかったのにって……



6時間のドライブも、空気が重ければ

隣に愛おしい人が乗っていても苦痛でしかない



普段なら、会話なんかなくても大丈夫なのに



「………」

『………』



この重苦しい空気を破ったのは、僕への着信で

ナビに表示された名前は"キュヒョン"


『もしもし?』

〔もしもし〜?チャンミナ?〕

『ん?』

〔あのさぁ、こないだ言ってた、ユノさんへもっと愛を伝えるにはどうしたらいいか?って話なんだけど〜〜〕


『あっ、キュヒョン!その話は!!』


〔お前さぁ…、ユノさんへブレスレットしかあげてないだろ?今度は指輪とかどうかな?〕

なんで僕の声が届かないかな?

今はユノが隣に居て、その話はだめだって!

せめて、今1人?とか聞けないかな?


『あのさぁ、、』

〔ん?ユノが愛おしすぎてどうしたらいいかわかんないとかさぁ〜〜恋人のいない俺からしたら、ただの惚気にしか聞こえないけどさぁ、、、泣くほどなんだから、頑張って伝えるしかないだろ?〕

『ねぇ、、キュヒョナ……』

〔ん?、、あっ!それから、華やかな世界にいるのが不安なのはわかるけど、、華やかな世界に居ないのに、モテまくりのお前の方が、俺は心配!ってことは、ユノさんも心配なはず!って事で〜〜!って、お前今1人だよな?〕

もうさぁ、、、

確認するの遅くない?

隣を見れば、真っ赤な顔のユノ


そっと伸びてきた掌が、僕のそれを捉えると
痛いぐらいに握られた

『今ね、、ユノも一緒……』

〔えっ!まじ?〕

『まぁ、いいよ。また今度な?』


通話の終わりのボタンを押したのはユノで

手は繋がれたまま



「チャンミン、、、」

『なんですか?』

「俺が、、好きすぎて、、、、泣いたのか?」

『……みたいですね、、、』


あれは、ユノが1週間も海外で撮影の時で

時差があるからと、電話もかけられなかった


声が聞きたくて、ユノに触れたくて……浴びるように飲んだ気がする……


きっと今頃ユノに触れてるだろう?見えない手にも嫉妬して


「そんなに…俺が好き?」

『今更です。』

「ヒチョリヒョンに心揺れたりしない?」

『1秒も揺れたことはありません。』

「可愛い受付嬢にも?」

『はぁ?』

確かに少し前に、受付嬢に電話番号を渡されたけど、
それは隣に居た先輩の胸ポケに入れた

「俺だって……いつも不安だよ……。俺は華やかな世界にいるかもしれないけど、リアルでモテてるわけじゃない……。リアルでモテる方がよっぽど心配……」


また、お互いが言えない気持ちを抱えてた?


『指輪、、買いましょうか?』

「俺が買う!ブレスレットはチャンミンがくれたから!」

『いや、僕が買います!』

「いや、俺が!」

『でも、買うとしたら僕でしょ?』

「俺も男だ!」

『そんな事はわかってます!』

「じゃあ、俺が買うんでいいだろ!」

『僕だって男です!』

「そんな事はわかってる!!」


結局、どちらが買うか決まらないまま……

撮影場所に着いてしまった



せっかく仲直り出来たと思ったのに……

なんか上手くいかない……



にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

僕の愛 Second #3

20170809064212446.jpg


『ユノ、早く着替えてください。』


「やだ、、、行っても撮影なんか出来ない……」


『何言ってますか?仕事でしょ!』


ユノの瞳には、今にも溢れんばかり涙

それは瞬きの度に、じんわりとシーツを濡らしていく



『ユノ?』


「休みぐらい、、休みたいんだろ?」

今にも消えてしまいそうな声は
辛うじて僕の耳に届く


『何言ってますか?』


「休みの日、俺と一緒に居たいからって…撮影に来てくれるのが嬉しかった、、、。独占欲剥き出しの視線で……露出の多い撮影を見てるチャンミンが…俺は嬉しかったのに!!」


『ゆの?』


もしかして、こないだの電話聞いてた?

それってどこから?

契約の話とか…したような気がするけど、、




お願いだからそこだけは聞いていないで欲しい




「もういいよ!タクシーで釜山まで行くから!!」

『いや、僕が送っていきますから、、』

「せっかくの休みなんだから、チャンミンは休んでろ!」


自力では歩く事もままならないのに
生まれたての子鹿のように足をガタガタ震わせながら立つユノが…僕の胸を締め付ける



もし本当に、僕を近くに置くためだけに契約を3年も結んだのだとしたら

この遅刻はまずいんじゃないだろうか?


『やっぱり僕が送ります。ユノと少しでも一緒に居たいから……ね?』

ユノを引き寄せ抱き締めた

ユノ、、愛してる……

言葉ではなく、温もりで伝わらない?


「でも、、、」


でもって言いながらも、縋るような視線

ユノの手は、僕の手首を掴んでいて



そう、、

出会った時から変わらない

ユノは言葉より行動の人



『ゆの、、、ちょっと仕事で疲れてただけで……。ユノと一緒に居たい気持ちは、何も変わってないんですよ?』


本当に変わってなんかない

大好きで仕方なくて、、

僕が休みの日に仕事なんか行かせたくない


僕の仕事の疲れは、いつだってユノに癒される


「仕事で疲れてたって?何かあったのか?」

『聞いてもらっていいですか?』

「もちろん!」

急に嬉しそうに瞳を輝かすユノ

再会してからの約束……溜め込まないでなんでも話す

それは、表面上は守られていた




ヒチョリヒョンが言った、、あの言葉以外は


『車で急いでも結構掛かっちゃうと思うから、車の中で話しますね?とりあえず支度しましょう!』

「…うん、、。」


ユノを抱え上げ、念の為に2人でシャワー、、、、


目の前のユノにはたくさんの花びらが咲いていて


釜山ではなんの撮影なんだろう?


場合によっては、、、撮影なんか出来ないかもしれない……

だからって、電話で聞くのもおかしいし

とりあえずは向かわないと…




ユノを抱えて車に向かい、助手席に座らせる

お尻がシートに着いただけで、少しユノの顔が歪んだ



撮影場所をナビにセットして走り出す


目的地までは6時間弱……

『撮影って、何時からだったんですか?』

「………」

『ゆの?』

別に怒ってるわけじゃない

嘘を付かせたのは、僕のせいでもあるから



でも、あんなに必死で頑張って掴んだ夢を

簡単に失うなんてダメなんだ



「、、、13時、、から、、、」

朝方まで抱き合って、眠ったのが6時ごろ

本当は、あの時間に出ないとダメだったってことか……


ヒチョリヒョンからの電話が13:30で

今が14時、、、到着は8時かぁ、、、


『泊まりの予定でしたか?』

「2泊3日……」

『じゃあ、僕は一緒に謝ったら…帰らないと行けないから…』

「えっ?」

僕の分の部屋があるとは思えないし

それに明日は日曜で休みだけど、月曜は普通に仕事だから6時間かけて帰ってこないと行けない僕は、多分とんぼ返りになる


「やっぱりタクシー、、、」

『6時間のドラブを楽しみましょ?とりあえずヒチョリヒョンに電話してください。8時に着くって。』


いやいやそうに電話を取り出したユノ

その時鳴ったのは、僕の携帯だった





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


おはようございます(*^^*)

ちょっと色んな気持ちを吐き出さないと、、お話が書けそうになくて…今日、お話じゃない記事が上がると思います。
これにはパスワードを設定しようと思ってるのですが……どんなのにしようか悩み中(笑)

それでは、皆さま素敵な一日をお過ごしください☆

僕の愛 Second #2

20170809064212446.jpg


本当はいつも一緒に居たかった


撮影とはいえ、素肌を晒すことの多いユノが心配で仕方ない

撮影に付いて行きたくて
でも、ヒチョルさんには会いたくなくて




「チャンミン、、明日は休みか?」

『はい。ユノは?撮影ですか?』

「……休み、、」

『本当に?』

一瞬の躊躇いが気になって問いかけたけど
それ以上気にすることはなくて

「…うん。」

僕が休みの日にユノも休みって…結構久しぶりだと思う

なんだかそれがとっても嬉しくて
『ユノ!今から出掛けませんか?』

「今から?」

『ドライブ!下着と着替えも持って、ホテルに泊まって…明日1日遊びましょう!』

喜んでくれると思った

ユノなら喜んで一緒に行くと言うと……


「休みの日は休みたいだろ?」

それは思いもよらない答えで

ユノと出掛けられるかもと浮かれた自分が恥ずかしかった


『そうですよね、すいません。』

明らかに沈んでしまう自分が情けないけど

でも、本当に久しぶりに2人とも休みだったから……


「いや、チャンミン……」

『ごめんなさい。明日は家の片付けでもします。ユノはゆっくりしててください。』


想いの差……

ユノの周りは華やかな世界で
ただのサラリーマンの僕と過ごす普通の休日なんていらないんだろうなぁ


「やっぱり、、行こうか?」

『大丈夫ですよ。無理しないで?ユノは忙しいから、休めるときに休んでください。』



そんな事言いながら、僕はユノを抱いた

休むんではなく、立てない
ベッドから出られないほど


休み明けに撮影があるかもしれない
そう思うのに、ユノが止めないから…身体中に花弁を落とし

隙間なくユノは僕のものだと……ユノの裸を見るかもしれない人にも、ユノにも分からせたくて

知らしめたくて




それが、、朝10時を過ぎた頃から
鳴り止まないユノの携帯


『ユノ?さっきから凄い電話鳴ってますけど?』

「今日は休みなんだから、ほっとけばいいよ。あとで掛け直すから。」

『でも急用かもしれないし…』

ちらりと僕に向けられた視線

それはまるで僕を責めてるようで

『ゆの、、』

ベッドに潜り込んでユノを抱き締めた

『身体辛くないですか?…無理させてごめんなさい…』

「大丈夫だよ、、。でも、急用って言われても出掛けられないなら、気付かなかった方がいいだろ?」

『……まぁ、そうですけど、、、電話で済む用ってこともあるし……』


仕事の事だったら、、、
そう考えると、やっぱり出た方が……

僕は考えてるのに、ユノは何も考えてないのか
僕の胸に擦り寄り、クンクンと匂いを嗅いでる

「チャンミンの匂い好き……。安心する…。」

『僕もユノの匂い好きですよ?興奮しますけど。』

「ばかっ///」

その時、今度は僕の携帯が鳴った

映し出された名前は、僕がもう2度と見たくもない名前で

でも、この人からユノにも電話が来ていたのを知ってるから…


『もしもし?』

電話に出たことを、ユノは怒ってるようにも見えたけど
なんか違う……

不安そうな顔、、、

ヒチョルさんとの事を気にしてるのかな?

〔おいっ!チャンミン今仕事か?〕

『いえ、休みですけど…なんなんですか?いきなり』

〔ユノは?ユノはどうした!!〕

いつもとは違う、怒りを含んだ声

『ユノ?』

ユノに視線を向けると
嫌だというように首を振り
僕の胸に顔を擦り付けてる

『ユノがどうかしましたか?』

〔どうかしたかじゃねーよ!撮影に来ないんだよ!〕

『撮影?今日は休みじゃないんですか?』

〔はぁ?何言ってんだよ!今日から新作の撮影で、釜山って話したぞ!昨日も確認したから忘れてるわけないだろ!〕

『すいません。遅れるけど行かせます。迷惑掛けてすいません。』

電話を切って、ユノを僕から引き剥がした

ユノは泣きそうな顔をしていた



なんで?






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村