キオク #50

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チャンミンを抱き締めながら眠るのは幸せだけど
拷問な日々


テミンにまで嫉妬して
情けないとも思うけど、最近は俺から触れると怒るから
色々と溜まりに溜まった色んな感情が爆発しそうなんだ



チャンミンの腰を抱き寄せるように眠り
チャンミンの手も俺の背中に回る





朝の陽射しで目を覚まし……

ん?

………


んんん?



チャンミンと俺の間に、、誰かの腕?

それはチャンミンに背後から抱き付いていて

そんな事する奴は1人しかいない


そっと腕を退かしても
すぐに戻って来て、ギュッとチャンミンのお腹の前で組まれる手


何回かそれを繰り返すと
『くすっ、/////』

「なんだよ?起きてるのか?」

『起きてますよ。テミンが夜中にこっそり入って来たのも知ってます。』

「ならなんで!!」

『しー!、、泣いてたから…。テミン、泣いてたから、、。』

その言葉に、テミンの手が一層チャンミンを締め付ける

〔チャンミニヒョン、ごめんね?、、、ありがとう。〕

『うん。いいんだよ。寂しかった?怖い夢でも見た?』

20歳を超えた男に怖い夢って
俺からしたら、1人で耐えろって言いたいけど

〔夢にヒョンが出て来た。もう大丈夫だね?1人じゃないね?って……。ヒョン、、笑ってた…。テミナ愛してるって……。〕

全くさぁ…
そんな事言われたら怒れないじゃんか


「テミン、こっち来い。」

テミンの腕を掴んで、チャンミンとの間に引っ張りこんだ

テミンは驚いた顔をしていたけど
チャンミンは俺のやろうとしてる事が分かったのか
微笑んで……そして、2人で両側からテミンを抱き締めた

〔んっ、、痛いよぉ〜、、〕

「ヒョン達の愛だぞ!我慢しろっ!」

『そうだ!我慢しろっ!』

〔ぅっ、、っ、、、ひょん、、僕、幸せだよ……っ、〕

きっとそれは天国にいるヒョンに、、、



俺たちがテミンに注ぐ愛は
きっと貴方のものとは違うけど
揺るぎない愛を俺たち2人もテミンに注ぐと
2人で誓った……そんな幸せな朝だった






バタバタとしていたせいで
術後1年の検査が少し延びてしまっていて

チャンミンの仕事復帰早々に
俺は病院で丸一日掛けての検査

どこまでもチャンミンに甘い父さんは
1発ぐらい殴らせろと、俺の頭にげんこつをお見舞いしてきた

そして、今日の検査もチャンミンに一緒に行くようにと……




「たんこぶ出来てないか?」

『お父様、手加減してくれてましたよ?あんなんじゃ出来ません!』

「嘘だ!痛かったぞ?」

『大袈裟なっ!』

そんなやり取りをしながら入ったジョンウニヒョンの診察室

〔ユンホ!1発ぐらい殴らせろ!〕

なんて、医者とは思えないひと言

『今さっき、お父様にも殴られてきたから、ヒョンは許してあげて?』

「そうだそうだ!」

『ユノが言うな!』

「はい……。」

そんなやり取りを見て
少し顔を歪ませたヒョンは

〔結果に問題はない。もう、ほとんど心配ないとは思う。ただ、気は抜くな?何かあったらすぐに来るように。〕

ヒョンの瞳に膜が張っているのは俺の気のせいじゃないと思う

「本当に?」

『ヒョン、ありがとう……っ、、ぅ、、』

泣き出してしまったチャンミンを抱き寄せ
2人で深く頭を下げた

ヒョンが助けられなかった彼奴の代わりにはなれないけど
俺が元気になった事で、ヒョンも少しは救われたんだろうか?






『今日はこのまま帰っていいって、お父様言ってました。』

「そっか。じゃあ、飯食って帰るか?」

『うん!そのあとは……』

「ん?」

『お祝いだね?』

「お祝い?」

『うん。』

お祝いなら、チャンミンが欲しいなんて言ったら
またオヤジって言われるかな?

でも、本当にそろそろ限界なんだ


元気になったと証明された身体でチャンミンを愛したい







夕飯を食べて、手を繋いで家に帰ると
玄関の前には

「ユジュン!どうした?」

〔あのさぁ!どうしたじゃないよ!おじさんから色々話は聞いてたし、仕事も忙しくて連絡しなかったけどさぁ、、ユノヒョンもチャンミンも僕の事忘れてない?しかも、なんなの?テミンって誰?……2人の弟とかおじさんは言うし!じゃあ、僕にとっても弟でしょ?って話じゃん!なのに除け者?ずっとユノヒョンのこと、僕だって心配してたんだからね!そこわかってるの?〕


物凄い勢いで話すユジュンに
完全に圧倒されてしまった俺たち


〔とりあえず入れてよ!〕

「俺たち、これからお祝いを……」

〔なんの?〕

『移植から1年経っての検査でも異常がなかったから……それで、、、』

〔なら、僕も必要だよね?〕

その時のユジュンの目力が半端なくて
俺たちはユジュンを家に招き入れた





俺、このままチャンミンと出来ないまんまとかないよな?




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おはようございます(*´ー`*)

今日は2人が揃って日本に来てくれるのかな?
それを考えるだけで、、吐きそ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
なんの発表かな?ツアーかな?

そして!昨日のチャンミンのただいま動画♡

かわえぇ〜のぅ〜ってなりました(笑)

そして、年老いた私はぎっくり肩?左肩を痛め……今日明日は仕事があるので、水曜日に針にでも行こうかしら?な、感じです(笑)

それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆
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キオク #49

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ただユノに甘えたい


それだけ……



今は身体を繋げるより、くっ付いていたい





テミンはとても可愛い

きっと、僕が見たキスが最初で最後だったんだと思う



でも、ずっと抱き締めて寝ていた事を否定もしてないから……
2人は抱き合って、幾つもの夜を越えたんだ



ヤキモチ妬かない方がおかしいでしょ?



それが心臓の意思だとしても、、許せない気持ちは消えはしない


「チャンミナ?」

『ん?』

ただくっ付いていたい僕と
きっと、シたいであろうユノ

油断すると暴走するユノの左手を僕は何度も叩き落とす


「本当にダメなの?」

『ユノから触ったらダメです。僕が触るだけ。』

「えっ?チャンミナからならいいの?じゃあ、俺に触って?」

『…………』
ジトリと睨みつけてみても、どうぞどうぞって
ズボンを脱ごうとするから

ユノから離れてキッチンへ向かった

誰が触ってやるもんか!





開けてみた冷蔵庫の中は
賞味期限の切れてしまった物がたくさんあって

『もったいないなぁ……』

仕方なくて捨てる
牛乳や卵……

僕のモヤモヤも一緒に捨てられればいいのに、、



「チャンミナ?」

後ろから包み込まれて、気付くのは
ユノの温もりにホッとしてる自分







失うかもと思っていた

ユノにぶつけた感情は、間違いなく僕の叫びだった



捨てられてもおかしくなかったのに
ユノは僕を受け止めてくれた


「そういえば、これはチャンミナに嵌めて欲しいんだけど?」

僕を包み込む掌に握られていたのは
僕がユノに投げ付けた指輪だった


『それは、、、』

「これはペア?チャンミナのは?」

あれ?僕のどうしたっけ?

……あっ!



病院から持ち帰ったバックの中
倒れた時に履いていたGパンの後ろポッケの中で

『僕の、これ……』

「こういうのはさぁ、、俺が渡すんじゃないの?」

『テミンに夢中で忘れてたくせに……』

「忘れてなんかないよ?」

『嘘つきは嫌いだ!』

忘れてなんかないのになぁ……なんて言いながら
そっと僕の手を取り
薬指に嵌めてくれる


「ほら、チャンミナも!」

『なんでだよ、、僕が買ったのに…….。これじゃあ、ユノがくれたみたいじゃん……』

そんな事言いながらも
ユノの薬指に指輪嵌めちゃう僕なんだ







お父様に1週間は家でゆっくりするように言われ
お言葉に甘えた


週明けから仕事復帰っていう金曜日

テミンが大きなバックを抱えて遊びにきた



「今日帰るのに、荷物が多くないか?」
なんて言うユノに

〔チャンミニヒョンが泊まっていいって言ったもん!〕
って返すテミン


少し離れた所から見ていると
まるで本当の兄弟のようで

『テミンは今日はお泊りですよ?』

「聞いてない!あのなぁ?毎日毎日の拷問だけでも辛いのに、テミンがチャンミナにくっ付いたら嫉妬でおかしくなっちゃうだろ?」

『じゃあ、テミナと寝るから〜嫉妬だけしててください。僕も1年耐えたんです!』

「はぁ?1年とかやだ!無理!」

そんなくだらないやり取りを見ていたテミンは
〔僕と居た時と、ユノヒョン違うね?それから、、チャンミニヒョン、ずっと苦しめててごめんなさい……〕

『テミナが謝る事ないんだよ。もう過ぎた事だし。』

「そうだよな?過ぎた事だ!」

『ユノは黙っててください!』

「チャンミナ、、なんか最近強いぞ?恐妻なのか?」


もうユノの事は相手にしないで
夕飯をテーブルに並べた


美味しいを繰り返すテミンを
とても暖かい気持ちで見つめてしまう僕を
ジトリとした嫉妬の眼差しで見つめるユノ

そんなユノを
〔ユノヒョンって実は子供?〕
なんて言ってしまうテミン


そんな食卓も、僕にはとても幸せだった



リビングのソファを寄せて、テミンの為に買った布団を敷いていくユノ

近くでは、手伝う事もしないでテミンが文句を言っていて

〔ベッドの脇に敷いてよ!ピロトークを楽しみたい!〕

「セックスするのにお前は邪魔だろ?」

〔今日ぐらい我慢してよ!〕

「あのなぁ?ずっと我慢なわけ!今日ぐらいじゃなくて、今日こそは!だよ!!」

〔はぁ?なにそれ?〕

『ゆのっ!』

怒ってユノを止めるけど
そんな2人のやり取りを見ていて
本当に2人の中に恋愛感情はないんだと確信して
ホッとする僕なんだ




テミンにおやすみを告げ、ユノと2人で寝室に


ペトリとくっ付くのは、ここ最近のお決まりで

蠢くユノの手をはたき落とすのも同じ




『ユノ、、、あったかいね…』

「俺のアソコからは、マグマが噴き出そうだ!」

『ユノ、オヤジっぽい…』

それでも結局、無理矢理にはシたりしないユノは
僕を抱き締めながら眠ってくれる


硬くなったユノのソコを僕に擦り付けながら





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こんばんは♡

キオク #48

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もう会わないと言うはずだった

それなのに、チャンミンの言葉に言葉を失ったのは俺で


抱き合う2人を複雑な気持ちで眺めた



でも、チャンミナの膝で眠るテミンは
今まで見たどんな寝顔より幸せそうだった


「チャンミナ、、なんであんな事?」

『ユノを悪者にしたくなくて、必死にユノにさよならを言うテミナを…独りにしたらダメって思ったの…。勝手にごめんなさい。』

「謝る事ないよ。でも、抱き締めるのは…ちょっと妬いた。」

何言ってんだか?って言われて
何も言えなくなる俺





1時間程で起きたテミンは
なぜかチャンミナに、ベッタリで……

チャンミナも満更でもなさそう


〔チャンミニヒョンはお料理出来る?〕

『出来るよ。なんで?』

〔僕、いつもデリバリーとかコンビニ弁当とかで……〕

そこまで言うと、黙ってしまったテミン

なにが言いたいのか気付いたチャンミンは

そっと頭を撫でると
『来週つくろうか?』とか……


おいっ!って言いそうになったけど
テミンの笑顔を見たら言えなかった


確かに俺の中にヒョンの記憶はあったと思う
初めて会った相手に、あんな愛おしい気持ち説明がつかない


でも、テミンとキスして……
ヒョンは旅立った気がした


今、俺が見つめるテミンには弟への愛おしさしかない


その気持ちは、チャンミンの中のそれと同じなんだと思う


きっと、チャンミンのテミンへの想いがテミンを救う


『テミンは何が好き?ってか、調理器具あるの?』

〔あっ……〕

『ユノもご飯は作れないから…無いでしょ?』

〔トースターとレンジしかない……〕

『それって調理器具じゃないから。』

ふふふって笑うチャンミンも幸せそう

最初から3人で会えばよかったのかな?

『テミナ?テミナがうちに遊びに来る?』

〔えっ?いいの?〕

『もちろん。泊まっていけばいいよ。』

「おいっ!どこに寝るんだよ?」

2人して、なんでそんな目で見るんだ?っていうような
ジトっとした視線

『テミナのお布団買ってあげればいいでしょ?』

〔えっ、チャンミニヒョンそれは僕が買うから!〕

『いいんだよ。テミナは学生なんだから。』

〔チャンミニヒョンっ!!〕

また2人抱き合っていて
疚しい気持ちがないとわかってても
俺は気が気じゃない



3人でご飯をたべて
帰ろうとした所で
〔泊まらないの?〕って聞いてくるテミンに


『ごめんね?退院して、そのまま来たから今日は帰るよ。きっと……部屋もメチャクチャだと思うし。ね?ユノ?』

メチャクチャになるほど家に帰ってない

ほとんどをチャンミンの病室で過ごしていたから


でも、綺麗だって言ったら
泊まるって言いだしかねない

「ごめん。テミン、また今度な?」

寂しそうにしてるテミンを置いて
俺たちは家に帰った








『思ってたより綺麗だね?』

「散らかすほど家に居なかった……」

『そっか……、そうだよね。』

そっとチャンミンを後ろから抱き締める

「テミンが泊まりに来たらセックス出来ない……」

『……テミンとの、キスが許せるまでしません。』

「えっ?」

『許してなんかないんだから!!』

そんな事いいながらクルリと腕の中で身体を回転させてぴとりとくっ付く……


もしかして……拷問ですか?






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こんばんは♡

ストックないくせに〜〜キオクを忘れて欲しくなくて、更新しちゃいました(笑)
もう、そろそろこのお話は終わり♡
次のお話が書けてないので、どうしようかな?って感じです(笑)

では、皆さま素敵な夢を☆

また明日のいつもの時間に♡


キオク #47

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テミンside




あの日、、、ユノヒョンにキスしたあの日から

ユノヒョンからの連絡は無くなっていた



いつものように、金曜日…ユノヒョンが来ると思っていたのに、メールの1本もない


もう潮時なのかな?







物心ついた時から、僕はヒョンが好きだった

それを全く隠そうとしない僕と


困惑を滲ませるヒョン



あれは、僕が中学生になりたての時

高校2年生のヒョンが彼女を家に連れて来た



〔テミナ、紹介するよ、、、俺の彼女。〕

その言葉に、僕の頭は真っ白になり
その場に蹲って泣いてしまったんだ


そして、ヒョンを避けた


その時には、ヒョンも僕を思っていてくれてたらしく
暫くして彼女と別れたと、後から聞いた

〔テミナ、よく聞いて。俺もテミナが好きだよ?愛してる。でも、まだダメだ……テミナが20歳になったら家を出て一緒に暮らそう。その時に恋人になろう。〕

それは僕が17歳の誕生日だった


僕は嬉しくて、ヒョンに抱きつくと
何度も何度も頷いた



それなのに、僕の誕生日まで2ヶ月という時

ヒョンは飛び出した女の子を助けようとして事故に遭った



脳死判定……

それでもヒョンの心臓は動いていて
僕は生きていてくれてればそれでいいと思えた



それなのに、ヒョンの持っていたドナーカード


ヒョンの心臓は、、、ヒョンのものではなくなった





でも、ヒョンはどこかで生きてると思えて……
いつか、その人に会えたらって思うと
なんとか生きていられる毎日


それでも、辛く悲しい事に変わりはなかった



そんな時現れたユノヒョン


ヒョンが用意していてくれた指輪を持って
どこかヒョンを想わせる行動


僕はユノヒョンにヒョンを重ねた



ユノヒョンにはチャンミンという男の恋人がいて

その人は、僕の事を思ってなのか……ユノヒョンが僕と会う事を嫌とは言わなかった


僕はそれに漬け込んで…ワガママになっていった



ユノヒョンが泊まった日

僕はユノヒョンのズボンに手を入れた


実はヒョンが眠っていた時にキスをした事があって

唇の感覚はヒョンを今でも覚えていて…
いつでもユノヒョンが受け入れないと分かっていて求めていた

受け入れられても、きっとキスは出来ない


だから、ヒョンとしたことのない事をしてみたかった


驚いて起きたユノヒョンに
「だめだ。チャンミナを裏切ることは出来ない。」
そう言われても……恋人以外の人と同じベッドに寝ている時点で裏切ってるんじゃないの?
そんな思いが、僕を暴走させた




それに、、、、
少なからず、、僕はユノヒョンに惹かれ始めていたから






あの日は、ヒョンの命日で

ユノヒョンにキスをして……自分が受け入れられたら
告白しようと思ってた…………


感じたのは違和感、、

心がざわざわと音をたて

ユノヒョンへの想いがなんなのかわからなくなった









1週間ぶりにユノヒョンから来た連絡は
「テミン、話があるんだ。」

〔うん。いつ来る?〕

「金曜の夜行くよ。チャンミナと一緒に。」

〔……わかった、、。〕


金曜の夜、僕はいつもの様に夕飯の用意をした

まぁ、作れないから買って来ただけだけど……


3人分の夕飯を前に
ジッと一点を見つめる僕


2人は何しに来るんだろう?
僕にキスされたって言ったのかな?
きっと僕にはもう会わないと言うんだろうなぁ……


でも、そうしたら僕は1人になってしまう………





インターホンが鳴って
玄関を開けると


そこには手を繋いだ2人の姿


僕は言葉を失った




1度だけしか見たことのないチャンミンさん

こんなに痩せてしまって……



「テミン、話が終わったらすぐに帰るよ。チャンミンは今日退院したばっかりなんだ。」

〔たいいん?〕

「あぁ、、」

でも、奥のテーブルに視線を向けたチャンミンさんが
『夕飯を用意してくれてたんですか?』

〔えっ?あっ、、はい。〕

『じゃあ、お話しが終わったら頂いていいですか?』

「チャンミナ!」

ユノヒョンの手がチャンミンさんの腕に伸びると
宥めるように、その手に手を重ねる

『ユノ、、僕は大丈夫。』

〔いや、無理しないでください。お話はソファで……〕




並んで座る2人の距離はゼロで

そんなにくっ付かなくても大丈夫でしょ?ってほどで


ユノヒョンの手は、そっとチャンミンさんの腰を支えるように回っていた


そんな2人を見て、純粋に羨ましいと思った

僕とヒョンには訪れる事のなかった未来



それと同時に、痛いほど2人が思い合っていると伝わってきた



「テミン、、」

こないだの電話から
ずっと僕をテミンと呼ぶユノヒョン

それだけで、これから何を言われるか分かっちゃうよ

だから僕から言ってあげる

これ以上、この2人を傷付けてはいけない


〔僕ね、眠ってるヒョンに1度だけ内緒でキスしたことあったんだ…。こないだ、ユノヒョンにキスして……ユノヒョンはヒョンじゃないって思った、、。だから、もう会いに来てくれなくていいよ。〕

「テミン、、」

〔もう、大丈夫だから。僕は1人で平気!、、ユノヒョンさよなら。チャンミンさんごめんさい。キスしたのは、1度だけ。後は全部嫌がられてたから。それに、僕が無理矢理したんだ。だからユノヒョンを怒らないで……〕

僕の言葉に、チャンミンさんが立ち上がった

きっと殴られる!
そう思って構えた瞬間

ふわりと温もりに包み込まれた

『テミンさん、、泣かないで……。』

〔えっ?〕

『大丈夫なんかじゃないでしょ?、、大丈夫なわけない……。これからは金曜の夜、3人でもいい?ユノをあげることは出来ないけど、ユノと僕がテミナ、、君のヒョンになってあげる。』

「ちゃんみな、、」

あぁ、、、僕は、なんでこんなに優しい人を苦しめてしまっていたんだろう、、、


優しいから、僕の所に行く事を止められない
そんな心根の優しい、温かい人を

こんなに痩せてしまうまで……

〔ちゃんみ、に、、ひょん、、。〕

チャンミニヒョンの肩越し
見えるユノヒョンは、眉間にシワを寄せ

きっと、チャンミニヒョンと抱き合ってるのが気に喰わないんだ


それでも今は泣かせて欲しい

ヒョンやユノヒョンに抱き締められるのとは違う
ドキドキはしないけど、心の奥底が温かくなるようなハグ

僕は泣いた

泣き疲れて、チャンミニヒョンの膝で眠ってしまうほど

僕は泣き続けた


それは、悲しいからじゃなく
僕は1人じゃない
そう思えたから……

ヒョンに抱いたような感情とは違うけど
大好きなヒョンが2人も、僕に出来た幸せな日だから



ヒョン、僕……ヒョンがいなくなってから
初めて幸せを感じたよ





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おはようございます\(//∇//)\

これでキオクは暫くお休み?
ストックがあまりないので、コラボ企画と一緒に更新は出来ないのです……が、気まぐれで夜に更新することもあるかも?ないかも?←チョー気分屋(笑)
まぁ、更新があった時は覗いてください♡

それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆

キオク #46

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チャンミンが入院して3日目の朝


『…ゆ、のっ、、』

「チャンミナっ!!」

睫毛が震え、瞳が顔を出す


少し焦点の合ってない瞳には
情けない顔の俺が映っていた


「チャンミナ?わかるか?病院だぞ?」

『びょう、、い、ん、、?』

「お墓の前で倒れたろ?」

『……おはか?』

何かを思い出したのか、見開かれていく瞳



ガバリと起き上がると、怪我をした頭を抱えた
『痛っ!』

「チャンミナっ!頭を打って、5針縫ってるから。」

慌てて支えたチャンミンの身体は震えていて
縋るように俺に抱きついた


『ごめんなさい!違うの、、僕、我慢するから、、、テミンの所に行っても、僕の所に帰ってくるって信じてるから…だから、ユノ…いなくならないで、、、。』

チャンミンの悲痛な叫びに
本当に俺は自分が許せなかった


「チャンミナ、ごめんな?俺、こんなにチャンミナの事愛してるのに…。ずっと苦しませてたよな?」

必死に首を振るチャンミンの本当の気持ちを聞かせて…


「ちゃんと話して?全部聞くから。」


『ごめんなさい、、大丈夫だから、、。僕、あんな言い方……』

「大丈夫じゃないだろ?俺さぁ、鈍感で…ごめんな。ちゃんと教えてチャンミンの気持ち。」

俯いたチャンミンが上目遣いで俺を見て
『怒らない?嫌いにならない?』

「なるわけないだろ?むしろ、俺の方が嫌われても仕方ないのに……」

『僕を裏切ったから?』

そう言われると、何とも言いづらい

だって、キスしたのは事実だ



「キスされたのは事実だけど、あの時は…本当に身体が動かなかったんだ。ごめん……」

『……僕ね、、ずっと寂しかった。辛かった…。ユノがテミンに会いに行くと、食べても吐いちゃって、、そのうち食べなくなった。』

「チャンミナ、、」

俺はチャンミンをきつく抱き締めた


『信じてるって気持ちが、信じたいに変わって……信じなきゃって……。泊まるってメールが来て、、目の前が真っ暗で、家に居るのが辛くて……、ユノが居ない時は、あいつに会いに行ってた。ユノを返してって……』

そこまで話したチャンミンが
ガタガタと震え出し

『、、っ、ん、、ぅ、』

「チャンミナ?」

『ゆの、、僕…ずっと独りだった、。不安で、、、でも言えなくて…。ユノを失うのが、、怖かった…っ、、っ、、』

大きな瞳から、ポロポロと大粒の涙を流し
それでも一生懸命、俺に気持ちを伝えてくれる

そんなチャンミンが愛おしくてたまらないんだ


『ユノが、、ユノが好きっ!死んだなんて言ってごめんなさい。』

「チャンミナ、聞いてくれる?」

『ん?』

「テミンに会いに行くと、いつもチャンミナが恋しかった。でも、チャンミナの言う通り…テミンには俺が居てあげないとって、、立ち直るまではって言い聞かせてた。、、ごめん、、確かにハグはした。そうすると、余計にチャンミナが恋しくて、帰って来るとメチャクチャに抱いちゃってた。」

目の前のチャンミンは
目を見開いてビックリしてて

あれ?伝わってなかった?


『テミンに手は出せないから、、変わりかと思ってた……』

「はぁ?」

『、、ごめんなさい…。』

「いや、怒ってないから。俺はチャンミナが止めないのが悲しかった。嫌がって欲しかった。もしかしたら、他に好きな人でも出来たのかな?って……どうしようもなく辛かった。」

『反対したら、冷たい人だと思われるかと思って……』

俺たち、会話が足らなかったのかな?

あんな大手術してさぁ、、

それを2人で乗り越えたのに、何してたんだろう?


「チャンミナを冷たいなんて思った事ないよ?一緒にテミンと話しに行こう?1年経つんだ…。もうヒョンの変わりは終わりだよ。」

『いいの?』

「俺には、チャンミナより大切なものはない。テミンへの愛おしさは、弟への想いだから。」

その言葉に、少しふて腐れた表情のチャンミン

これがきっと本当の姿なんだ

『愛おしいんだ?』

「弟としてもだめか?」

『僕もジョンウニヒョンが愛おしいからいいけどっ!』


その瞬間、
〔それは光栄だな!チャンミン、ハグしよう!〕

病室に入って来たヒョンが
チャンミンを、抱き寄せた


「ヒョン!離せ!」

〔ずっと、チャンミンは…今のお前みたいな思いをしてきたんだ!反省しろっ!〕



『ひょん、心配かけてごめんなさい……』
その言葉と、ヒョンの背中に回った腕に
俺は嫉妬でどうにかなりそうだった



あぁ、、、


俺は本当にチャンミンを苦しめて居たんだな、、



ごめんな?
もう苦しめないって誓うよ


だから、俺を許して欲しい……



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おはようございます( ´ ▽ ` )

コラボのお話が12話になりそうなので……キオクはここでお休みにはいるかな?続きは19日!かも?
もしかしたら、7日は普通にキオク……かも?
まだ、何も決めてないきらりなのです(笑)
ただ、今は1日に何話か更新するほどのストックはないので……明日までに決めますね(笑)
今回はお相手の方と一緒に更新しないといけないので♡

それでは皆さま、素敵な1日をお過ごしください☆